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手塚スターシステム

てづかすたーしすてむ

漫画家・手塚治虫の作品群に措いては、ひとつのキャラクターが複数の作品に登場する事が多い。これを映画用語の「スター・システム」になぞらえた呼称。
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概要

元々、スター・システム(star system)とは『演劇・映画・プロスポーツなどの興行分野において、高い人気を持つ人物を起用し、その花形的人物がいる事を大前提として作品制作やチーム編成・宣伝計画・集客プランの立案などを総合的に行う』方式を指す。

スター・システムと言う呼称が定着したのは、ハリウッド映画で大スターを中心にした映画制作の手法が確立してからである。

転じて、漫画などで「同一の作家が同じ絵柄のキャラクターをあたかも俳優のように扱い、異なる作品中に様々な役柄で登場させるような」表現スタイルも、スター・システムと呼ばれるようになった。昔のアメリカ合衆国のアニメや漫画では一般的な手法であり、ミッキーマウスを様々な作品に出演させるディズニー作品がその典型的な例である。

手塚治虫は「スター・システムを本格的に漫画に採用した」日本における初めての人物として知られている。これは友人や友人の関係者を面白がって自身の漫画に毎回登場させていたことが始まりである。ちなみに手塚の友人がモデルになったキャラは悪役が多い。

手塚作品の登場人物はその殆どが何かしらの形で他の手塚作品に「ゲスト出演」しているが、中でもヒゲオヤジアセチレン・ランプなどは手塚作品の沢山の作品に出演しており、かなり有名な「手塚スター・システム」の“俳優”と言えるだろう。

またよく勘違いされるが、「ヒョウタンツギ」「スパイダー(オムカエデゴンスと喋るキャラ)」などはあくまで「ヒョウタンツギ」「スパイダー」として作品に登場するのでスターシステムではない。手塚もヒョウタンツギはスターシステムでないことを強調して語っている。(ヒョウタンツギという同じキャラクターが複数の漫画に登場している)

手塚スターシステムの影響を受けて、自身の作品にスターシステムを取り入れる後発の作家も多いが、手塚ほどの規模はさすがに見られない。

その奔放なキャラクターの使いこなしぶりは、生み出した漫画作品とキャラクターの数が星の数ほど膨大な手塚治虫ならではのものと言えるだろう。

なお、裏設定として手塚治虫の初期創作ノートではキャラクターの所属事務所が設定されていたりする。(多忙になるにつれて重視されなくなったようだが)


関連キャラ

記号

ヒョウタンツギ
スパイダーオムカエデゴンス
ロロールル
ブタナギ

事務所

ブリリアントブラザーズ:大御所の所属する巨大スタジオ
プラチナ・プレヤーズ:ブリリアントほど派手ではないが常に堅実な仕事をする優良スタジオ
パピリオ・スターズ:上記二つから引き抜き編成された新興スタジオ

俳優

ケン一:フリー
ハム・エッグ:ブリリアント
ヒゲオヤジ:ブリリアント
スカンク草井
アセチレン・ランプ:プラチナ
ヘック・ベン
お茶の水博士
丸首ブーン
レッド公:ブリリアント


関連タグ

手塚治虫 スターシステム ハリウッド 宝塚
クロスオーバー コラボレーション(タグまとめあり)

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