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概要編集

神奈川県川崎市幸区にあるJR東日本東海道本線(品鶴線)の駅。

横須賀線(JO14)・湘南新宿ライン(JS14)の停車駅。JR埼京線相模鉄道直通列車はホームのない線路・ルートを走行するため通過扱いとなる。


1980年10月1日に東海道本線からの系統分離による品鶴貨物線を転用した横須賀線列車の別線化により当時存在していた新鶴見操車場に沿う形で開業した。(ちなみに同日に東戸塚駅も開業している)

国鉄末期に操車場は廃止され下記のように再開発は進んでいるものの、当駅前後に構内を跨ぐ長い陸橋がいくつもあることやJR貨物の信号場や機関区が存在する事など操車場時代の名残が多く残っている。


出口が陸橋上にある半地下構造の橋上駅舎であり、また近くにJR貨物新鶴見機関区がある事から東京近郊では珍しくなった貨物用機関車の車両基地の風景が広がっている。

近年神奈川県内で周辺の再開発が著しい駅の一つであり、ペデストリアンデッキや地下通路などで京急ストアや新川崎ストアなどの商業施設と直結している。

その一方で駅舎そのものは依然開業時の古いままで時代錯誤感が否めず、実際県が新駅舎への建て替えをJRに要請している。


なお上記陸橋を西側に渡った先に新川崎交通広場という名称の場所があるが、これはSLかELが展示されている様な交通公園などではなく、この交通広場という名称はバスターミナルのことを指す。 新川崎駅から西側にそこそこ離れている(陸橋を挟んで約120m)ので新川崎駅西口とするにはやや遠く、また川崎駅西口行きとの誤乗対策も兼ねている模様。余談だが、地名としての「新川崎」はこの新川崎交通広場を中心とする南北約2km、東西最大約200mの細長い区画に設定されている(地名の設定は新鶴見操車場跡の再開発が進み始めた2007年であり、当然ながら当駅が地名の由来となっている)。


南武線鹿島田駅とは徒歩圏内の場所にあるが、2016年11月にはついに屋根のある歩行者道路橋で両駅同士が繋がった。これは武蔵小杉駅での乗り換えによる混雑を緩和する目的もあると思われる。ただしこの場合は武蔵小杉駅と違って改札外乗り換えになってしまう点に注意。高崎線との接続は南武線川崎駅経由の方が深谷駅以北については本数が多く横須賀線品川駅経由より待ち時間が短い。逆に小山駅以北の宇都宮線については当駅からの直通電車の方が早く効率が良い。

高崎行きの湘南新宿ラインと効率よく接続する電車は宇都宮線直通の快速電車だけなので(湘南新宿ラインの高崎方面特別快速は当駅を通過する)これに乗れそうもないときは川崎駅に回ると良い。

またこの乗り換えイメージを利用して「品川から3駅(新川崎駅利用)」と中々強気な表現をやった南武線矢向駅近くの分譲マンションの広告が色々な意味で話題となった事もある。(実際にこれを行うと定期券が路線別に分かれてしまうので交通費がとんでもないことになる)


よく川崎駅と間違えられやすく、ホームの案内板にもわざわざ長文で注意書きが書かれていることで有名。かつて武蔵小杉駅が横須賀線の接続駅では無かった時代にはここから川崎駅までの乗り換えは横須賀線で品川駅に戻ってから東海道線で川崎に向かうか、横須賀線で横浜駅まで行ってから東海道線で川崎に戻るかの大回りを強いられたが、2010年3月に武蔵小杉駅に横須賀線ホームが設置され、また上記にあるペデストリアンデッキから鹿島田駅で南武線に乗り換える事で(武蔵小杉での乗り換えの混雑を避ける意味でも)楽に川崎まで行けるようになった。

なお駅周辺の住所はJR東日本使用の「新川崎」でもJR貨物使用の「新鶴見」でもなく「鹿島田」の地域に含まれる。


駅構造編集

島式ホーム1面2線の地上駅。

乗り場路線方向方面備考
1横須賀総武快速線(湘南新宿ライン)上り品川東京千葉渋谷新宿大宮方面
2横須賀線下り横須賀大船鎌倉久里浜方面

停車駅編集

横須賀線湘南新宿ライン編集

横浜駅 - 新川崎駅 - 武蔵小杉駅


関連タグ編集

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