概要
2011年に公開された劇場映画『ウルトラマンサーガ』の原案。
正式タイトルは『ダイナ・コスモス・ゼロ・ウルトラマンサーガ 未来を抱きしめて』
内容としては
- それまで宇宙を舞台にしてきたウルトラマンゼロシリーズと打って変わって舞台は地球。
- 敵キャラにウルトラマンネクサスの未登場キャラクターであるダークルシフェル(当初の名前はダーク・ルシファー)
- 30体以上の怪獣が登場。
- 表題のウルトラマンのほか、ウルトラ兄弟やウルトラマンジャスティス、メビウスインフィニティーやウルトラマンレジェンドが登場。ゼロとダイナが合体してウルトラマンサーガとなる。
- 映画ではカットされてしまったレジェンド5と怪獣兵器の対決シーンも挿入。レオの対戦相手はタイラントではなくシルバーブルーメ
- チームUの誰かがウルトラマンジャスティスとなる。
といったお祭り作品となるはずだった。
しかし、企画進行中に東日本大震災が発生。全部映像化すると2時間越えの超大作になってしまうこと、絶賛暗黒期だったウルトラシリーズでは予算のかかりすぎる企画だったことや大規模な都市破壊描写を自粛せざるを得なくなり、企画自体も白紙化を余儀なくされた。
人のいない惑星やスペースコロニーなど舞台を移すことも検討されたが、規模を縮小しあえて地球を舞台にすることで復興支援映画へと方針を転換することとなった。
初期案とはいえその豪華さから、現在でも「こっちが見たかった」という声は多い。
現在は台本のみが残されている。