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曖昧さ回避

  1. 古代中国の地理書『山海経』で言及される神々の1柱。→本項で解説。
  2. 中国神話に登場する英雄「后羿」の臣下の1人。

概要

古代中国の地理書『山海経』の「中山経」に記載されている異形の神。中国語ではウールオ(Wuluo)、上古中国語ではマラール(Maral, maʔraːl)、広東語ではモウロー(Moulo)、韓国語ではムラ(Mura)、ベトナム語ではヴーラー(Vũ La)と呼ぶ。


その姿は人面で白い歯を持ち、耳には「鐻(キョ)/金銀環」という耳飾りを付けている。そして身体は豹柄であり腰は小さいと描写される。またその声は赤玉がぶつかる音の様であるといわれている。


四凶の一角であるが処刑された土地とされる中山から、さらに東へ十里(約39km)の位置の青要山にある、三皇五帝の1人・黄帝が統括し、美容に良い果実が産するために女性が住むのに相応しいという秘密の都の守護者であるという。


なおその秘密の都とは、崑崙のことであるともいわれている。


歴史書『春秋左氏伝』においては、中国三国時代から西晋時代にかけての政治家で学者でもあった杜預(トヨ)によって注釈が書かれており、羿の臣下であったともされている。


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