人物
昭和34年生、福井県出身。
前職は弁護士で夫も弁護士。自民党きっての強硬な保守派女性議員であり、平沼赳夫とは党派を越えて協力している。山谷えり子に誘われて議員になった。
平成17年に初当選。二児の母として若者の教育・人材育成に関心が深く「ニート問題を解決するために徴農制度を実施すべきだ」と主張している。現代日本に氾濫している性表現を問題視し児童ポルノ規制には積極的に関わっており、任期中には漫画・アニメ・ゲームなどの創作物全般に対する規制法案の共同提出者となった。
平成24年末スタートの第二次安倍内閣で初入閣を果たし、行政改革担当・公務員制度改革担当・クールジャパン戦略担当・再チャレンジ担当・内閣府特命担当大臣(規制改革)に着任した。
平成28年8月、安倍再改造内閣で防衛大臣への就任が決まった。女性の防衛大臣は小池百合子に次いで2人目である。
平成29年の東京都議会議員選挙の応援演説で「防衛省・自衛隊としてもお願いしたい」と投票を呼びかけた(自衛隊が組織ぐるみで支援しているかのような発言をした)ことが自衛隊の政治利用にあたるとして、与野党から批判された(自衛隊員は自衛隊法で選挙を除いて政治的行為を制限されている)。
また公職選挙法では公務員の立場を利用した選挙運動が禁止されているので、それに抵触するおそれもあると評された(毎日新聞、2017年6月)。
同年の7月28日には破棄したとされていたPKO部隊の日報を陸上自衛隊が保管していた問題を受け防衛大臣を引責辞任した。
「国民の生活が第一なんて政治は、私は間違っていると思います」と述べたことがある。