概要
溝の清掃、ヘビやカメの捕獲、家出の息子を探し等、本来役所が行うには難しい市民のトラブルを、千葉県松戸市の市役所や全国の自治体等に実在する部署「すぐやる課｣で少ない予算面や機転を使い実際に起きたトラブル解決に挑む。
主役をマヂカルラブリーの野田クリスタルがすぐやる課の課長、相方の村上が一般市民、筧美和子が野田の同僚職員を演じる。2022年からは新メンバーにパンサーの尾形貴弘が野田課長の先輩として登場した。
主な登場人物
本ドラマの主人公である『突破市役所』特殊部署『何でもすぐやる課』の課長。
強面（回答者曰く『昭和の仮面ライダーの主人公』）ドジな面が多く害獣被害を受けた際には、害獣に因んだダジャレ（例：『去れ、猿!』、『モグラ、潜るな!!』『熊、邪魔!!』『カラス、蹴散らす!!』）を口にする。いつも筋トレをするが、人々の困った相談事に真摯に接する優しい性格。
上記の言動から脳筋に見られがちだが頭が働き、様々なアイディアを思いつき作戦を実行したり、問題に対し少ない予算で物を集め仕掛けを作ったり（＝畑を食い荒らすモグラを捕まえるための捕獲器を建設現場の廃パイプから、モグラが苦手な振動を起こす風車を使い終わったペットボトルで作った。なお、通常罠を買うと1000円ぐらいかかる）するなど手先も起用な面も見せる（ただし画力は悪く、うがい防止ポスターを描いた時、泡を吹いた絵を見せていた）。
2023年10月19日のシャッフルSPでは突破交番の巡査として登場。現金2億円強盗事件の時、郵便局員に化けた犯人の違和感に気づき（本来郵便局の郵便物に規定エリアへの番号が記してあるが、郵便バイクに貼ってあったエリア番号が管轄外にあることがおかしいと気づいた）そして人質に取られた時は銃を捨て犯人を諭しつつ自ら考案した方法（消火栓で犯人に放水した）を見せた。
- 筧職員（筧美和子）
野田課長の同僚である突破市役所なんですぐやる課の職員。
野田の行動に呆れる面も多いが、課長のアイディアに感心する信頼感を見せる。
- 一般市民（マヂカルラブリー・村上）
市内にいる一般人。
野田の行動への苦情など状況を教えており、一部回では猟友会の猟師や大学教授など、問題となった生き物に関する説明役として登場する。
- 長谷川（錦鯉・長谷川雅紀）
2021年12月30日の特番で登場した依頼人で妻持ち（※妻はものまねタレントの沙羅が担当）。猿、猪、そして熊の被害の依頼を持ち掛けた。
- 渡辺町内会長（錦鯉・渡辺隆）
長谷川が所属している町内会長。しかしなぜか害獣被害を受けていなかった。そして害獣対応手段として犬を集め、パトロールして害獣被害を食い止めた（渡辺との会話で犬を飼っていたのに野田は気づいた。なお、訓練時には経費を出してもらえるため予算も低い）。
なお、錦鯉とマヂカルラブリーの2組は偶然『M-1』の第16代及び17代チャンピオンで今回の共演が取り上げられた（なお、この件にサンドウィッチマンは自虐している。また、これ以前に錦鯉は突破交番にチョイ役出演もしている）。
- 神主（蛙亭・中野周平）
神社の神主。
突然神社の水飲み場で魚が食い散らかせられる依頼を受け、調査に向かった2人が向かった神社で真犯人であるカラスに襲われていた。
- 尾形（パンサー・尾形貴弘)
2022年3月31日に配属されたすぐやる課の助っ人職員で野田課長の先輩。
野田課長以上の大声ハイテンションキャラで、昔様々な部署に騒ぎを起こした末にたらいまわしにされた。熱血漢で体育会系だが小学生の子供にサッカーを教えたり、老人には優しく接するなどとが人に優しく、野田課長と同じように「いい街を作っていこう」と強く望む心を持っている。そのため2023年6月1日の放送回では空き家の増加による空き巣被害を守る方法（＝空き家の家主に許可をもらい敷地内の一画を家庭菜園に改造、空き家に人がいるように思わせると同時に、家庭菜園に興味があるが場所がない人を集めて使ってもらい、更に空き家の駐車場も住民達に開放させる）を披露する突破役を務め、野田課長も関心を受けた。
2023年10月19日のシャッフルSPでは野田課長と同じく突破交番の巡査として登場。犯人にサッカーキックを当てて見せその後、野田巡査の作戦に支援した。
- 岡部巡査（ハナコ・岡部大）
2023年10月19日のシャッフルSPに登場した本来の突破交番に登場する巡査。
- 那須副部長（なすなかにし・那須晃行）
- 中西部長（なすなかにし・中西茂樹）
2人共野田課長の上司。
住宅街に突然現れた熊に客を巻き込まれるため発砲許可が出来ない状況に対策すべく、野田課長が思いついた方法（＝ホームセンターに売っている塩ビパイプと麻酔銃の弾を使い即席の吹き矢を製作、ブロック塀の隙間を使い吹き矢を飛ばし熊を眠らせた）で危機を救った。
『名探偵コナン』の主人公。
2024年4月11日で劇場版名探偵コナンの最新映画のスペシャルコラボで登場。最近空き家を拠点に街を騒がせるアライグマの捕獲に挑むが、やはりコナンの持つアライグマの知識に苦戦を強いられる。そして最後にコナンが思いついた捕獲方法（アライグマは手先が器用な点に着目、檻の中に筒状のえさを入れ取ろうと手を突っ込むと扉が閉まる仕掛け付き同時に手が動かず猫やタヌキなど他の動物にはかからないことができる檻を製作した）。
なお、2024年4月27日にコナン本編で放送された『あぶなすぎるメロン畑』ではタイトルの通りメロン畑を荒らす犯人を突き止めると言う内容だが、こちらにもアライグマが登場していた為、偶然にも『なんでもするやる課』とリンクする形となった。
