効果
| 電磁魔天イエス・ザナドゥ |
| SR 光/水/闇文明 コスト9 |
| クリーチャー：エンジェル・コマンド/デーモン・コマンド/サイバー・コマンド 11500 |
| ブロッカー |
| W・ブレイカー |
| このクリーチャーが出た時、または攻撃する時、「S・トリガー」を持つ呪文を1枚、自分の墓地からコストを支払わずに唱えてもよい。そうしたら、唱えた後、墓地に置くかわりに表向きのままシールド化する。 |
| 自分が呪文を唱えた時、それよりコストが小さい相手のクリーチャーを1体破壊する。 |
概要
『ヒーローズ・ダークサイド・パック 闇のキリフダたち』にて登場した多色クリーチャー。
コスト9かつ三色と非常に重いが、効果自体は非常にテクニカルで強力な1枚。
見た目はファッティだがこのカードは『光の非進化ブロッカー』、つまりヘブンズ・ゲート主体のデッキなら見た目以上に出しやすい。
スターゲイズ・ゲートで出す手段を少しでも多く確保しておくのも有効だろう。
第1効果はトリガー呪文の踏み倒し&シールド化。
上記のヘブンズ・ゲートとの噛み合いが非常に良く、このクリーチャーを踏み倒しつつ、墓地から再びヘブンズ・ゲートを唱えてブロッカーを展開可能。
同名カードでも良いが、神聖龍エモーショナル・ハードコア等優秀なブロッカーで脇を固めるのも良いか。
サイバー・ブレイン等、トリガー付きのドローソース呪文も少なく無い為、手札消費もある程度はカバー可能な範囲。
序盤からサイバー・チューンで手札交換で墓地を貯め、踏み倒し対象の確保をすれば無駄が無い。サイバー・チューン自体トリガー効果があるので、最悪サイバー・チューンを唱えて次に備える事が可能。
更に、シールド化によって返しのターンの防御力を高められる。表向きなので公開情報となっており、奇襲性こそ失われるが、何度も強力なトリガー呪文を使い回せるので問題無いか。
当然自爆戦術が有効で、上手く回れば毎ターンシールド化が可能となり、回収した呪文を黒神龍アブライゼ・ドルバで自発的に誘発できる。
ただし、自身のコストが9なので、インフェルノ・サインからこのクリーチャーを出す事はできない。
第2効果は唱えた呪文コスト参照の除去。
唱えた呪文『より』なので、できればインビンシブル系呪文や夢幻の無(デイドリーム・ダークマター)のような高コスト呪文から繋げたいところ。
スピードアタッカー付与でもなければ、出したターンに踏み倒し効果を連発できず、ヘブンズ・ゲートで出しても『既に場に存在する状態』でなければこの効果は誘発しない。
登場時の踏み倒しで2枚目を出せば問題なく誘発可能。
この効果の真価は、呪文を唱えさえすれば、タイミングを問わずに誘発する点。
トリガーによるカウンターから、更なる除去が飛んでくるので、相手ターン中の防御力を高める事が可能。
殿堂入りや高コストのトリガー呪文を使い回せるのは強いが、呪文ロックを受けると踏み倒し&シールド化も、除去効果も全て機能しなくなるので注意。
活躍
アニメ『デュエル・マスターズWIN』にてケンドラが使用する、彼のドロマー天門デッキの切り札。最低でも3枚は投入されており、ヘブンズ・ゲートとのコンボが主体となっている。
無印ではカレン戦で使用。
スターゲイズ・ゲートから登場し、サイバー・チューンで墓地に置いたヘブンズ・ゲートを唱え、そこから更に2体を登場させる事でサイバー・ブレイン&ホーリー・スパークを唱えつつ、効果でカレンのクリーチャーを全滅させた。
トリガーで出たヘブンズ・ゲートで踏み倒し、登場時効果でヘブンズ・ゲートを使い回して守りを固めつつ、効果破壊と呼び出した天命龍装ホーリーエンドの効果でそのターンを耐えきるプレイングを見せた。
環嵐!ホールインワン・ヘラクレスの効果で1体目がマナ送りされるも、ヘブンズ・ゲートで2体目が登場、更に自身のターンで唱えておいた護天!銀河MAXを再度発動、シールドに仕込んでカウンターを仕掛ける。
しかし、ファルゴの場にはマナを犠牲に生き残る首領竜ゴルファンタジスタが存在しており、銀河MAXのバウンスを突破された上ブロッカーを全滅させられ敗北となった。
しかし、ケンドラがひたすら耐え続けた結果、ファルゴの不正の証拠(デュエルの原因となった盆栽を壊した一件)が明るみとなり、ファルゴがクラブ解散を諦めた(本人はいつかリベンジする気満々)為、試合に負けて勝負に勝った事になる。
余談
名前は収録パックの性質から、ザキラの部下であったY(イエスマン)とX(キサナドゥ)が元ネタか。
神アートシリーズの最新作の『Angelic Wisdomby Daisuke Izuka』に再録が決定。
他の収録カードが光単色の中、唯一の多色カードであり、他のクリーチャー達と共に進軍する勇ましい新規イラストは必見。
