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ロキの編集履歴

2016-12-12 21:51:48 バージョン

ロキ

ろき

ロキとは、北欧神話に登場する神の名。また男女問わず使用されている人物名ともなる。

概要

「ロキ」とは、

北欧神話のロキ

悪知恵に長けた悪戯好きの。主神オーディンの義理の兄弟に当たり、神であると同時に神々の敵である霜の巨人ヨートゥンの血をも引いている。魔術、特に変身術を得意とし、女性や動物にも変化できる。


女巨人アングルボザとの間に3人の子供があり、長男は巨大な魔狼フェンリル、次男は大地を取り巻く大海蛇ヨルムンガルド、末娘は後に冥界ニブルヘイムの統率者となる女神ヘル。また牝馬に姿を変えた際、巨人族の馬と交わってスレイプニルを産んだのも彼(彼女?)である。


幾多の神話において、トラブルを引き起こしては最終的に自己解決を図るトリックスターとしての役割を与えられている。詭弁を弄し策略を立て、また巨人も神々も平然と愚弄するなど変幻自在の活躍をする。その働きも個人的な欲を満足させるもの、その結果として神々に不利益をもたらすもの、逆に神々に貢献するものなど様々である。わざわいを企む者、神々と人間の恥と批判する者も多い一方で、その優れた知謀は神々に認められている。オーディンもアスガルドの城壁を再建しスレイプニルを献上した際の働きについて心からの感謝を送ったという。スレイプニル以外にも、オーディンの投槍グングニルや雷神トールのハンマー・ミョルニルなど数多の武具も彼が起こしたトラブルが元となって神々の手に入ったものである。雷神トールとは数々の冒険譚を共にした仲であり、もっとも親交が深かったようだ。


最終的には奸計を弄してオーディンの息子バルドルを殺害し、そのことを宴の席で神々への侮辱と共に吐露したことで地底に拘束される。彼は妻である女神シギュンに付き添われてこの世の終わりまで幽閉されており、頭上に置かれた蛇の毒によって苦しめられている。ロキの苦悶が地上に伝わると、これが地震になるという。ラグナロク(神々の黄昏)の時に戒めから解き放たれ、巨人族の兵を引き連れて報復に現れる。最後は光の神・ヘイムダルと壮絶な相打ちを遂げた。

関連イラスト

ロキさん

関連タグ

北欧神話 オーディン ラグナロク

女神転生シリーズのロキ

ロッキロキにしてやんよ

原作の『デジタル・デビル・ストーリー』で、主人公中島朱実が召喚した悪魔として登場。

ゲーム版ではFC版の初代『女神転生』にてヴァルハラ回廊を牛耳るボスの1体として君臨して以来、かなりの頻度で登場する常連悪魔。

FC版およびそのリメイク版である『旧約・女神転生』ではたてがみのように髪を伸ばした青肌の男の姿(左画像)だった。

真シリーズ以降では、マントに褌姿の雄々しい男性(右画像左側)とロックなボンテージスーツに身を包んだ蝙蝠羽の男(右画像右側)の2種類のデザインがよく見られる。

主に中~終盤にかけて出現する強力な悪魔であることが多い。


真・女神転生Ⅲ』では前者のデザインで、ギンザのバーで飲んだくれているNPCとしても登場。

酔っ払いながら千円札(この世界では貴重品)の入った倉庫をとんでもない額で売りつけようとしたり、どこか情けない男のイメージ。

しかし仲魔としての実力は確かで、仲魔にしたかどうかで印象が変わる悪魔でもある。


女神異聞録デビルサバイバー』では伝承通りの傍観者的な姿勢を取りつつも、物語の中核に深く関わる悪魔として登場(オーバークロックでのCVうえだゆうじ)。

主人公の動向に興味を抱きつつも、ルート選択によっては主人公らと敵対する。

Loki

漫画『FAIRY TAIL』のロキ

Fairy tail ロキ獅子宮の星霊 レオ

左:ロキ 右:レオ

声 - 岸尾だいすけ

年齢不詳で、背中に紋章がある。

眼鏡をかけた美青年で、「彼氏にしたい魔導士」ランキングの上位を常にキープしている。

しかし本人はかなりの女好きで、過去にエルザを口説こうとして半殺しにされたことがあり、その為エルザを苦手としている。


正確には魔導士ではなく、その正体は黄道十二門の星霊の1人、獅子宮の「レオ」である。

かつてはギルド「青い天馬」の魔導士カレン・リリカと契約していたが、同じくカレンと契約していた白羊宮の「アリエス」に対する扱いの悪さを見かねて、自分とアリエスの契約を解除して欲しいと願い出るも、契約を解除しなかったため解除するまで星霊界に戻らないという手段に出る(よほどの魔力がない限り星霊は2体同時に呼び出せないため、レオが星霊界に戻らない限りアリエスは呼び出されることがない)。

しかしカレンはそれでも契約を解除せず、遂にはそのまま事故で死んでしまう。そのため、星霊界への帰還を禁じられ、以降3年間、人間界に留まっていた。


契約者のいない星霊は人間界に長期間存在できず、遂に魔力が限界を迎え消えかけた際、ルーシィの言葉により出現した星霊王の懐の広い判決により、再び星霊界に戻れるようになった。そしてルーシィに「獅子宮の鍵」を残し、契約する。


星霊であることを明かした後もギルドの一員であることは変わらず、自力で人間界に来ては仕事をしたり、女性を口説いている(そのため、肝心な時に呼び出せなかったこともある)。

S級魔導士昇格試験ではグレイのパートナーになり、ルーシィへの配慮のため契約を一時的に解除している。


カレンの死に対して、自分がカレンを殺したも同然という自責の念を抱いている。

そのためか、ルーシィと契約するまでは星霊魔導士を避けていた。

また、ルーシィと契約するまでは魔水晶をはめた指輪を使っていたが、本来の彼は、光を全身に纏って体術を駆使する。

ルーシィは好みのタイプらしく、契約後は登場の度に彼女にアプローチを掛けている。


名前の由来は本項に記載がある、同名の北欧神話の神。

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