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ミネバ・ラオ・ザビの編集履歴

2018-02-18 21:51:31 バージョン

ミネバ・ラオ・ザビ

みねばらおざび

ガンダムシリーズの登場キャラクター。一年戦争以降のザビ家最後の生き残りである。 初登場(実質)はZガンダム。ガンダムUCではメインヒロインを務める。

CV:伊藤美紀(テレビ版『機動戦士Zガンダム』・『機動戦士ガンダムΖΖ』) / 平本亜夢(劇場版『機動戦士Zガンダム』) / 藤村歩(『機動戦士ガンダムUC』)


人物像

ドズル・ザビの娘であり、ザビ家最後の生き残り。

またザビ家唯一のニュータイプでもある。

その容姿は父親よりも母親であるゼナに近いが、生粋の武人であった父親譲りの気質は訓練された兵すらも圧倒するカリスマ性を持つ。

幼いながらもザビ家最後の血統としての重責を背負っている一方で、歳相応の少女としての一面も持ち合わせる。


身の安全のため一時的に行方不明となるも、ある事件を切っ掛けに、再び表舞台へと、凛々しく成長したその姿を晒す事となる。


来歴

一年戦争

一年戦争当時はまだ生まれたばかりの赤ん坊であり、父の手で母ゼナと共に陥落するソロモンから脱出させられ、ソロモンに救援として赴いていたマ・クベ艦隊に収容され、ドズルとの脱出直前の会話ではグラナダに向かったものとみられた。

一年戦争終盤にジオンの敗北が決定的となった際にアクシズ方面へ脱出、そこでザビ家最後の血統として兵士達の求心のシンボルとされるも、ハマーン・カーンによってアクシズの傀儡君主として育てられた。


グリプス戦役~第一次ネオジオン抗争・第二次ネオジオン抗争

グリプス戦役に於いてアクシズが地球圏へ帰還した際にその姿を見たクワトロは「偏見の塊」に成長させられたと激昂。この為にアクシズ・エゥーゴ間の交渉は物別れに終わっている。

この際、ミネバ自身はシャアを「自分を一番わかってくれるような気がする」と慕っていた。また、ハマーンの目の届かない所では歳相応の感情を表している。

第一次ネオジオン抗争時に於いても、アクシズから改称したネオジオンの君主として奉られたものの、この際表舞台に姿を見せたのは彼女の影武者であり、本物はシャアの手によって連れだされ、スイート・ウォーターに匿われていた。

その後、シャアと分かれた彼女はスベロア・ジンネマンと行動を共にし、ガランシェールで逃亡生活を送っていたとされている。

なお、ハマーンと分かれた後に非戦主義として育った為、結果として武力でジオンの再興を目指したハマーンの思想とは袂を分かつ形となった。


ラプラス戦争

ネオ・ジオン残党軍「袖付き」ザビ派の筆頭格として、ビスド財団が秘匿して来た「ラプラスの箱」によって引き起こされるであろう戦争を食い止めるべくたった一人で「箱」の取引が行われる「インダストリアル7」へと訪れた所をバナージ・リンクスと運命的な出会いを果たし、様々な人の協力を得て「箱」の謎に迫った。

その際に身分を偽り、オードリー・バーンの偽名を使って正体を隠すが、程なくして正体がダグザ・マックールにより露見された事で連邦軍により人質として扱われる。その後彼女を慕うリディ・マーセナスの手によって地球へ逃げ延び、リディの父である連邦上院議員ローナン・マーセナスへ協力を乞うべく彼の下へ訪れる。

しかし、ローナンからは期待していた助力を得られないばかりか、政治的な駒としてマーセナス邸に軟禁される。その間、連邦の貴族社会においてアースノイドが抱くスペースノイドへの偏見を目の当たりにし、次第に自身の在り方を見失ってゆく。

その後、失望の念を抱いたミネバは屋敷を飛び出し逃亡。その際に訪れたダイナーの老主人との会話を切っ掛けに弱腰になっていた自分の行いを悔い改め、課せられた運命と対峙する覚悟を決める。その直後にローナンの手の者によって身柄を拘束され、マーサ・ビスト・カーバインの下へと引き渡されるが、彼女を救出すべく行動したジンネマンやバナージ達によって救出され、再び宇宙へと上がる。

そして、バナージの乗るユニコーンガンダムが示したラプラスプログラムの最終座標点であるコロニービルダー「メガラニカ」へと向かうべくネェル・アーガマ隊、ガランシェール隊と共に待ち受ける袖付き艦隊を突破し、ついにメガラニカへと辿り着き、「箱」の正体を知り、全世界の放送をジャックした電波に乗せ「箱」の真実を公表するに至った。

その後の彼女の顛末については語られていないが、宇宙世紀0100年におけるジオン共和国の自治権放棄が滞りなく行われたという点において、祖父の政治的野心(あるいはジオン・ダイクンへの嫉妬)から始まったザビ家の罪に対して、禊を成したと言えるのかもしれない。


余談

上記の通り、スペースノイドの民権運動において極めて重要な位置に立つキャラクターであるが、『機動戦士ガンダムΖΖ』放映終了時(1987年)には「影武者を残して行方不明」という、(わざと)ぼかされた結末となり、非常に“使いやすい”状態で置かれていた。

このため、その後の1990年~2000年代におけるガンダムコンテンツの拡大において、様々な作家がifストーリーにミネバを用いて、オリジナルストーリーを展開させていった(『逆襲のギガンティス』、『ムーン・クライシス』などがファンの間では有名)。

が、2010年に『ガンダムUC』が映像化された事によって「オードリーとしてのミネバ」が宇宙世紀の公式となり、上記の作家陣の作品は関連作も含めた全てが、実質的にパラレルストーリー扱いになってしまった。


まさしく、大人の事情である。


関連イラスト

ミネバとオードリー

関連タグ

ザビ家 オードリー・バーン

ハマーン・カーン シャア・アズナブル フル・フロンタル

バナージ・リンクス マリーダ・クルス リディ・マーセナス



逆襲のギガンティス (ミネバが登場する二次創作作品)

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