概要
ネタバレを含みますので閲覧には注意して下さい |
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時間を戻しても鹿目まどかを救うどころか、自分がまどかを苦しめる要因になるかもしれない。
絶望に覆われ、ソウルジェムが濁りかけた時、まどかは駆け付けた。
迷い続けていたまどかは、ほむらを助けるため、ついに魔法少女になることを決意。
キュウべえに自らの願いを告げた。
「全ての魔女を、生まれる前に消し去りたい。全ての宇宙、過去と未来の全ての魔女を、この手で」
まどかは魔法少女に変身し、時空を越えて魔法少女を救い、永遠に魔女を消す概念となった。
宇宙の法則を変える「神」に等しき存在へ変わってしまったのだ。
それを見届け、泣き崩れるほむらに、まどかは感謝の言葉を告げ、身に付けていた赤いリボンを託した。
「ほむらちゃん、ありがとう。あなたはわたしの、最高の友達だったんだね」
再構成された新世界では、まどかの存在は誰の記憶からも消えていた。
リボンを結ぶほむらだけは、まどかの記憶を忘れず、キュウべえとともに魔獣と戦い続けている。
「どうあがいても絶望」だの「血だまりスケッチ」だのと酷い渾名で呼ばれてきた本作ではあるが、
終わってみれば確かに「暖かく幸せな気持ちで一杯に」なる物語だったわけで、
スタッフの……特に、これまで畑違いのジャンルで活動していた脚本家の芸域の広さには感嘆せずにいられない。
主に最終話に関する絵、特にまどほむ(女神まどか×リボンほむらが多い)要素がある絵をまとめるタグとして使用される。
関連イラスト
関連タグ
わたしの、最低の友達…一文字変わるだけで感動的なシーンがぶち壊しになる例
各話リスト
第1話 | 夢の中で逢った、ような…… |
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第2話 | それはとっても嬉しいなって |
第3話 | もう何も恐くない |
第4話 | 奇跡も、魔法も、あるんだよ |
第5話 | 後悔なんて、あるわけない |
第6話 | こんなの絶対おかしいよ |
第7話 | 本当の気持ちと向き合えますか? |
第8話 | あたしって、ほんとバカ |
第9話 | そんなの、あたしが許さない |
第10話 | もう誰にも頼らない |
第11話 | 最後に残った道しるべ |
最終話 | わたしの、最高の友達 |
ここから、劇場版新編のネタバレ注意
まどかとの思い出を胸に、魔獣と戦い続けるほむらだったが、彼女にも魔法少女としての限界が訪れようとしていた。まどかに会えない寂しさが募り、それを誰にも分かってもらえずに、彼女のソウルジェムは、遂に魔女化寸前まで濁ってしまう。
これに目を付けたキュゥべえことインキュベーター達は、ほむらのソウルジェムを干渉遮断フィールドに隔離し、「円環の理の影響下にないソウルジェムが、どのような結末を迎えるのか」を調べるための実験に踏み切る。
インキュベーター達の目論見通り、ほむらは不完全ながら魔女化し、彼女と親しい人間たちの記憶を改竄し、結界の中に引き込んでいく。
まどかもソウルジェムの穢れが限界に達しつつあったほむらの救済に赴くものの、魔女化したほむらが作った結界と、「円環の理」の解明と支配を目論むインキュベーターの実験の影響により、ほむらの魔女結界に囚われ、記憶を改竄されてしまう。
しかし、この実験が引き金となり、誰も予測出来なかった、結果を招くこととなってしまう。
余談だが、新房監督からは 「TVアニメ版と劇場版は別物で、TVアニメ版は完結している」と明言されているので、まどかの最高の友達としてのほむらが好きだった方々はこれを心に留めることをオススメする。