プロフィール
メガネ
- メガネフレーム→赤メタルのツーブリッジ
- レンズタイプ→オーバル
概要
雪子は、老舗旅館の女将の娘として忙しい日々を送っている。彼女もペルソナ使いとして覚醒するが、事件とは、どう関わってくるのだろうか…?(以上、公式サイトより抜粋) |
老舗高級旅館“天城屋旅館”の一人娘であり、学業の傍ら家の手伝いや女将修行をこなしており、周囲からは次代の女将として期待されている。
里中千枝とは子供の頃からの親友。
人物像
髪の色は黒。髪型はロングのストレートで赤いカチューシャを付けている。
また、赤いカーディガンを愛用していて、学校でも制服の上からこれを着ている。
これは、赤が好きな色であるため。
大和撫子的な風貌で校内外問わずモテモテだが、外見から来る精神的敷居の高さと、本人の感覚がいささかずれているため、今まで告白してきた相手を軒並み(そうとは知らず)撃沈しており今では彼女に挑むことは「天城越え」と呼ばれ、一種の無理ゲーとして周囲には認識されている。
性格は控えめで芯が強い、見た目に違わない清楚な少女。
反面、押しに弱く引っ込み思案になりがちなため、物語序盤では千枝にそうした部分を庇ってもらっている部分も多い。
なお自称特別捜査隊に加わってからは、それまで隠されていたオテンバな一面も覚醒していき、戦闘でのセリフでは一部ドS疑惑が浮上しそうなほどに勝気で攻めっ気たっぷりなものもある。
笑いのツボが他人と若干ズレており、ツボると一人笑い続ける(千枝が言うには「私以外の人の前じゃ見せないと思っていた」らしい)。千枝はこの状態の雪子を「バクショウ大魔王」と呼んでいる。
鼻メガネがツボらしく、誰かが掛けるのを見るたびに笑っている。
以上の黒さがチラつくお転婆っぷりと天然要素から、特捜隊きっての大ボケキャラとして君臨している。
ちなみに、料理の腕前はとてつもなく酷い(アルカナ的にも)。
お嬢様育ちゆえに、まともに厨房に立たせてもらえていなかったことが最大の原因と思われる。
戦闘能力
使用武器は「扇」。
物理攻撃力が低く、ペルソナによる魔法攻撃・補助に特化した性能の持ち主。
特に魔とSP(いわゆる「魔力」と「MP」)がメンバー中トップにまで成長する。
その一方、物理耐性が低く、コノハナサクヤがアマテラスに転生しても氷属性への耐性がないため、弱点を突かれると一気にダウンしてしまうのが玉にキズ。
典型的な魔法使いタイプであり、弱点を装備でしっかりと補う必要がある。
移植版であるペルソナ4ザ・ゴールデンでは、元から弱点を持たない直斗以外は全員弱点が消えなくなり、さらに転生後に弱点属性に対応した真・見切り系スキルを習得するようになったので、防御面の弱さ・不遇さがいくらか解消された。
スメオオミカ転生時に習得する専用スキルは敵全体に火炎特大ダメージを与える「華焔」。
次の魔法攻撃を2倍以上に強化する「コンセントレイト」も追加されたため、火力が大きく上がったが、その分火炎耐性持ちには相性が悪いので要注意。
ちなみに、コミュランクが上がると覚えてくれる『バステ回復』では、状態異常になった仲間を何故かビンタで治す(例え治す対象が親友であっても。)。
彼女のドS疑惑に拍車をかける一因でもある。
後のP4U(格闘ゲーム)では、地上投げモーションがこのビンタとなった。
ペルソナ
コノハナサクヤ→アマテラス→スメオオミカミ(ザ・ゴールデン)
火炎と治癒の魔法を得意とするペルソナ。召喚時の声はドスが利いていて怖い。
ゲスト出演
女主人公でプレイした場合のみ、P4本編の二年前の姿で出演した(主人公の合宿先が天城屋旅館であるため)。
おかっぱ頭に白いカチューシャをつけており、全体的に地味な印象。
トレードマークである赤のカーディガンや赤のカチューシャを付けていない。
P4Uシリーズ
「王子様、私をリングへ連れてって♡」 難攻不落の『黒』雪姫 天城雪子!!
主人公へのお弁当を作っていたが、マヨナカテレビに写った謎のCMをみて、再び自称特別捜査隊のメンバーとともにテレビの中へ飛び込むことになる。
PVで各キャラが自分の紹介にツッコミを入れたのに対し、「私、意外とこういうの向いてるかも。」と、彼女だけ意外にノリノリだった(ただし勝手に付けられた事には怒っている模様)。
中距離で翻弄する戦い方を得意とする。ペルソナを遠隔操作して、雪子とサクヤで挟み込んで戦う、なんて戦法も可能。
原作のマジックユーザーである部分を強調したのか、なんと雪子が覚える「アギ」系の魔法(=ラグナロク以外)を全て使用出来る。(アギのスキルブースト版→アギラオ マハラギのスキルブースト版→マハラギオン)
原作と同様に、扇子を投げて戦う場面も。
ただ、瞬間消費量はおそらくこちらが上で有ると思われる。(端のコンボでは6枚ほど投げている)
スキルゲージの上に炎マークのレベル数値が設定されていて、Lvがあがればあがるほど攻撃スキルであるアギ系(炎)の攻撃力があがる。
スタート時はLv0で、スキルの「火炎ブースタ」でLv1、「火炎ハイブースタ(SPゲージ25消費)」でLv2アップ。最大Lv8まであげられる。(1ラウンド中のみ)
それに加え、火炎ガードキルでアギ系の1ヒット目がガード不能になる。
いずれも隙は大きいものの、設置技にも成りうる「アギ」で相手を牽制しつつ、これらを挟み込んでいったときのプレッシャーは半端無い。
(アギ発動時にボタンを押しっぱなしにすることで炎が燃え上がるタイミングをずらせる)
逆ギレアクションはディア。
近距離に相手がいれば吹っ飛ばしてボタン押しっぱなしでHP回復(相手に当たらなくてもボタン押しっぱなしにしてれば回復)なんとこのディアをコンボに組み込んだ物もあるらしい。
回復魔法とは何だったのか。
ペルソナ4 ダンシング・オールナイト
PlayStation Vitaで発売のダンスゲーム。いわゆる音ゲー。
夏休み終了後、りせの要請で芸能イベント「絆フェス」のバックダンサーを務める事になった自称特別捜査隊のメンバー。そのレッスンのため都会の芸能事務所に訪れた一同は、またしても異世界に関する事件に遭遇する。
穏やかで女性らしい優雅なダンスが見どころ。
本人いわく天城屋旅館のお風呂で一生懸命練習したらしい。マジかよ。
ペルソナQ
ニンテンドー3DSにて発売のスピンオフゲーム。
存在しない鐘の音に誘われ、異世界の「やそがみこうこう文化祭」へと迷い込んだ自称特別捜査隊。
そこで出会った特別課外活動部と共に迷宮探索へと乗り出す。
迷宮内で出会った玲にはとても懐かれており、雪子も彼女を気に懸けている。
またコロマルに対しておかしな名前を付けまくり、荒垣真次郎と天田乾を困惑させた。
次回作「ペルソナQ2」にも参戦。
同じ和風天然大ボケキャラである喜多川祐介との絡みが注目される。
余談
ちなみに初期の企画案では事件の真犯人という設定だったが「それだと鬱エンドにしかならねえよ!?」とスタッフが思い直して今の形になったとか(田舎の温泉旅館で殺人事件→若女将が犯人というドラマのお約束に則ったもの)。
実際、ボツとなった雪子のデザインは若干ワルっぽい顔立ちをしており、そのデザインの雪子が廃墟で一人佇むというイメージイラストが存在する。
関連イラスト
関連タグ
ペルソナ4 P4 P4G P3P P4U P4U2 P4D ペルソナQ ペルソナQ2
鳴上悠 花村陽介 里中千枝 クマ 巽完二 久慈川りせ 白鐘直斗
山岸風花:ペルソナ3のキャラクター。アルカナが雪子と同じ「女教皇」であり、料理が壊滅的にマズイ。また普段はお淑やかで大人しく、事件に巻き込まれた事を切っ掛けにペルソナに覚醒するという共通点もある。
喜多川祐介:ペルソナ5のキャラクター。雪子と同じく容姿端麗(正しくは眉目秀麗)かつ和風属性、そしてドの付くほどの天然なためか、一部のファンからは男版雪子と称されている。ただし、使用するスキルの属性はブフとそこだけは雪子とは真逆。
奥村春:祐介同様ペルソナ5のキャラクター。箱入り娘、エキセントリックな発言、(雪子や祐介ほどではないが)天然ボケ、ペルソナ覚醒後のお転婆っぷり、先輩ポジションかつクラスメイトが物理担当…といった共通点を持つ。
雪子のシャドウ
※(注意)ここからはネタバレ要素の強い記事になります |
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「我は影、真なる我」
鳥籠に籠る姫君
雪子の中に存在する「"旅館"という家柄に縛られた人生」への疑念と「自分を変える勇気が持てない」という失意、そして「そんな自分をどこかへ連れ出してほしい」という逃避願望が暴走を起こしたもの。
人間態では、絵本に登場する王女様のようなピンクのドレスを纏って登場し、『白馬の王子様探し』と称して逆ナンレポート番組を放送しようとする。
そして中世の城のようなダンジョンを形成し、その中で主人公たちを待ち受ける。
性格もおしとやかで控えめな本人とは真逆で、非常に勝気でわがまま。
そして本性を覚醒させると、鳥籠に引きこもった紅蓮のハーピーへと姿を変える。
アギ系魔法などの火炎攻撃を筆頭に多彩な攻撃を繰り出し、さらに途中「白馬の王子様」という中堅クラスのザコ敵を増援に呼ぶなど、陽介・千枝のシャドウとは別格の強さで襲いかかってくる。
ゲーム序盤における最初の壁であり、多くのプレイヤーが苦戦を強いられることとなった。
アニメ版では「白馬の王子様」を呼ばない代わりに変化と同時に雪子を鳥籠に捕らえ、さらにシャンデリアをぶつけたり、蝋を撒き散らして動きを止めたりと、原作とはまた違った攻撃で主人公たちを苦しめた。
また、雪子のシャドウが発した「逆ナン」は、その後一年以上に渡りクマにネタにされる事となる。