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オランダの編集履歴

2019-10-07 18:28:07 バージョン

オランダ

おらんだ

ヨーロッパにある立憲君主制の国家。

Axis Powers ヘタリア』におけるオランダは蘭にいさんの項目を参照のこと。


概要

ヨーロッパの北西部にある立憲君主国、ヨーロッパにあるオランダとカリブ海にあるアルバ、キュラソー、シント・マールテンの4つの国でオランダ王国を構成している。

。面積約41,000平方キロ、総人口約1,660万人。首都はアムステルダム。ただし、王宮や行政機能はハーグにある。


正式国名はKoninkrijk der Nederlanden(ネーデルラント王国)。「オランダ」は国内のホラント州にちなむもので、ポルトガル経由で伝わった呼び方である。

ネーデルラントは「低い土地」という意味で、実際に低地が多く、低地国との呼び方もあった。

バタビア(バタヴィア)との呼称もあるがこれは古代に暮らしていたバタウィ人から。


南に隣接するベルギー及びルクセンブルクとは歴史的・地理的つながりが深く、「ベネルクス三国」と総称されることがある。3国は何度か同じ国になっているが最終的に分離し、現在の状態になっている。


サッカーの強国の一つ。2010年開催のFIFAワールドカップでは準優勝を果たした。このほか、スピードスケート野球などが盛ん。特に野球は欧州では例外的に野球が盛んであり、野球オランダ代表は野球強豪国の一角である。


国土の大半が海面下レベルを含む低地(「ネーデルラント」の語源でもある)で、干拓によって生み出された土地が多い。


大麻の合法化、同性婚を世界で最初に認めた国、安楽死の合法化と非常に開かれた国と知られているがイスラム移民に関してはオランダ語の教育、文化の講習と過去に過激派が事件を起こしたことから放任ではなく積極的に手を打っている。


歴史

古代にはゲルマン人が暮らし、後に北部を除く大半がローマ帝国領となった。

ローマ帝国崩壊後もゲルマン諸族が暮らしていたがフランク王国に編入。

フランク王国分裂後は中フランク王国→東フランク王国(神聖ローマ帝国)となった。

以後神聖ローマ帝国領として統治する諸侯の変遷を経てブルゴーニュ公国→ハプスブルク家領となる。

1581年に当時のスペイン(というよりスペイン王家のハプスブルク家)から独立を宣言、1648年に正式に独立国として承認された。


17世紀前半は東インド(現在のインドネシア等)に勢力を伸ばし海上貿易を支配したが、イギリスにより短期間で覇権を奪われた。

またイギリスとは同君連合だった時期もあった。


1639年から1854年まではヨーロッパの国では唯一日本との外交関係を維持していた。日本においては長崎出島で交易を行っていた。


フランス革命以後の混乱期に一時フランスに本国が併合されてしまい、出島にあるオランダ商館が世界で唯一オランダ国旗を掲げていたという時期もある。

ナポレオン戦争の後はベルギー・ルクセンブルクを併合したがベルギーは独立戦争で独立され、またルクセンブルクは女性君主を認めなかったため分離し、現在のベネルクス3国になった。


第一次世界大戦では中立を守ったものの貿易が停滞し窮乏した。


第二次世界大戦時には17世紀以来の植民地であった東インド(蘭印)を日本軍に攻略され、戦後紆余曲折を経てインドネシアの独立を認めざるを得なくなった。

この経過から現在も一定のレベルで反日感情が残存しており、1991年に元首のベアトリクス女王が公式訪問で来日した際には、これに配慮して晩餐会での挨拶に際し大戦時にインドネシアでオランダ国民が犠牲となったことを言及し日本国内からは批判の声があがった。

ただし、挨拶全体としては翌年開業が決まっていた長崎県佐世保市のテーマパーク・ハウステンボス等の現在の良好な両国関係の維持発展に力点を置いたものであった。


戦後はベルギー・ルクセンブルクとベネルクス関税同盟を結んで関係を強化、さらにヨーロッパ諸国との経済統合を目指しEEC→EC→EUに加盟した。


日本とは上記の事情から親日家反日家が入り混じっている状態である。


関連イラスト

ジオー!オランダー!!!


関連タグ

風車 チューリップ 運河

アムステルダム ロッテルダム ハーグ

ゴッホ エッシャー ミッフィー アンネ・フランク パンネンクック アンティル諸島 フーフトクラッセ ヘルト・ウィルダース オランダ自由党

関連キャラクター

リサ (みんなの物語)

オランダが舞台となる作品

ファイアーエムブレム風花雪月

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