概要
アメリカ・ブロンクス出身、17歳。身長172cm、体重48kg。トレーナー兼セコンドはドック・ルイス。
アメリカ人男性としては小柄であるにも関わらず無差別級に出場しており、FC版では巨漢揃いの対戦相手の1/2ほどの身長しかない。
アマチュアに相当する年齢の為か黒いランニングシャツを着用している。
Wii版の対戦モードでは「ギガ・マック」という変身形態が登場。相手プレイヤーから一定数のカウンターヒットを決めると筋骨隆々しい姿に変身・巨大化。この時はシングルプレイにおける相手選手さながらの巨大キャラクターとなり、スタミナ消費なしで一撃の威力が大きくなるが、避けられた時の隙も大きくなる。
外部出演
スマブラ
『X』ではアイテム「アシストフィギュア」のお助けキャラの一体として登場。声優は江川央生。
ワン・ツー攻撃が素早く、フィニッシュのアッパーカットも強烈。
この時のグラフィックはファミコン版をリファインしたもので、身長も150cm台半ばと小さかった。
『for』ではWii版のデザインでファイターに昇格。
アシストキャラからファイターに昇格したのは、リザードンに続いて2例目。
声優は原作とは違い鳥海浩輔が担当。
アーケード版から引っ張ってきたK.O.ゲージが存在し、これを溜めると通常必殺技が一撃必殺のK.O.アッパーカットに変化する。
しかし、何より特徴的なのがその地上性能。
ジャブは高速かつ強力、他キャラのスマッシュ攻撃に匹敵するアッパーカットを弱攻撃のフィニッシュで撃ってしまう。そのスマッシュ攻撃はというとメガトン級の威力。
攻撃の早さも優秀で、おまけに多くの攻撃にスーパーアーマーがついているため、強力な突破力を持つ。
ダッシュ速度もフォックス以上で、走っている最中は非常に低い姿勢になるため、ダッシュで飛び道具を掻い潜りながら敵に接近できる。
そしてK.O.アッパーは『アイテム無しでも使える第二のきりふだ』ともいうべき存在である。その威力は絶大で、発生も早く、カウンターやシールドを無視して攻撃することが可能。
このように地上戦では無類の強さを誇るが、空中戦は絶望的に苦手。
ジャンプ力は最低クラスなうえ、空中攻撃にまともなワザがなく、復帰力も絶望的。そのため、浮かされると完全に無防備になる(強靭な脚力のおかげか三角飛びは出来るが)。
ちなみに空中ワザは名前にすべて「苦手○○」とついており、隙が大きい上に威力がかなり弱い。地上戦では高性能のジョルトブローやライジングアッパーカットも空中で出すと途端に弱体化する。
かつての地上戦の申し子だった『DX』のロイや、『X』のスネークよりも性能が極端。ロイやスネークはリーチや攻撃力があったため空中戦でも勝ち目はあったが、マックが自ら空中戦を仕掛けるのは自殺行為に等しい。
マックを使う際はいかに地に足をつけて戦うかが決め手である。
上記の通り、リトルマックといえば地上戦は比類ないくらい強く、空中戦はからっきしというキャラ性能だが、当然それ以外にも特徴がある。
まず、筋骨隆々な見た目とは裏腹に、重量制限の厳しいボクサーの宿命ゆえか体重がかなり軽く、ふっとばされやすいということ。
次に、全ファイターの中で、唯一5種類のスマッシュ攻撃(横、上、下、斜め上、斜め下)を使用できること。斜め上または斜め下にスマッシュ入力、もしくは横スマッシュホールド時に上下にシフト入力をすることで、横スマッシュ攻撃・斜め上(斜め下)を繰り出すことができる。いずれも、攻撃するときに必ずスーパーアーマー状態になる。怯まずに攻撃できるので積極的に使っていきたいところ。
そして、攻撃するたびに前進していくため、ある程度の距離があっても攻撃が命中するが、かわされると隙だらけになるという点。さらに強力な横スマッシュも密着しすぎると当たらないので、その辺も注意して運用していく必要がある。
最後の切りふだは「ギガ・マック」に変身。
ギガクッパ同様敵からの攻撃でダメージを受けてしまうが、常時スーパーアーマー状態のため、地上戦の強さにさらに磨きがかかる。なお、変身しても空中での戦闘力は最低レベルのまま。
『SP』では通常必殺ワザ「気合いストレート」で反対方向に突進することができるようになった。
また、変身系の切りふだの廃止に伴い、マックの切りふだも突進からのラッシュを繰り出す「ギガ・マックラッシュ」に変更された。
が、ウリの地上ワザに弱体化が施され、「地上戦は普通、空中戦は最弱」というチグハグな性能に。横必殺ワザ「ジョルトブロー」こそ尻もち落下しなくなったものの、復帰阻止が強いゲーム性との噛み合いが非常に悪いのも痛手で、一部のプレイヤーからはぶっちぎりの最弱と呼ばれるにまで至ってしまった。
勝ちあがり乱闘のお題は「異種格闘戦」。
格闘技を使うファイターが登場する。ラウンド6のドンキーコングは、Wii版『PUNCH-OUT!!』の隠しボス戦が元ネタ。
すべてのラウンドでアイテムがサンドバッグくんしか登場しない。
自分の身長にコンプレックスでもあるのか、『for』のPVでは背比べをしてきたサムスをK.O.アッパーカットで殴り飛ばしていた。
あくまでも姿勢が常に低いために小さく見えるだけで、実際の身長はWii版よりも数cm低い程度である。サムスが2m近い巨体になっていたのもあるが。
ちなみに『SP』では両者共に原作準拠の大きさに修正されている(サムスは190cm)。
カラーバリエーションとして、トレーニング画面で着ているピンク色のパーカースタイルや、アーケード版に準じたワイヤーフレームモデルも選択可能。
『for』では通常とワイヤーフレームそれぞれに7色+パーカーがあったため16色から選択可能だったが、『SP』では他のファイターと同じ8色(通常6色+ワイヤーフレーム2色)に減少した。
ムービーではセコンドのドック・ルイスが凄まじい勢いでしゃべっていたが、本編でもアピールや勝利画面で喋ってくれる。
ルイスは原作で日本語音声がついたことはないが、スマブラでは日本語で話す。声優は小山剛志。
なお、彼のホームステージ「特設リング」は、参戦を悟られないためか、公開までは2種類のうちスマブラバージョンのみが掲載されていた。
48.ロゼッタ&チコ→49.リトル・マック→50.ゲッコウガ
キャプテン★レインボー
ボクシングの元世界的チャンピオン。しかし現在は丸々と太ってもはや別人のようになってしまい、再びチャンピオンにへと返り咲くという夢を叶えにやってきたが、全く成果を挙げられていないため、ニックとともに過酷な減量に望むことになる。