基礎データ
概要
「ポケットモンスター金銀」から登場した人気ポケモンであるヘラクロスだが、XYではこのポケモンにもメガシンカが与えられる事となった。
角の形状がヘラクレスオオカブトに近いものに変化し、戦闘機をも軽々と持ち上げてしまうパワーを得た。腕は太くなり、背中の前羽もヘラクレスオオカブトのようにオレンジになっている。
長く突き出た鼻のような角やサンバイザーらしき意匠から、元祖巨大ロボットの鉄人28号を思わせるデザインである。公式イラストが鉄人の代名詞でもある「ガオー!」のポーズであるからして確信的なパロディだと思われる。
腹部にできた排気口のような器官は、パワーを発揮すると急激に上昇する体温を逃がすためのものらしい。また、とげキャノンを撃つ時は腕のハッチを開いて放熱するとあるが、そのとげキャノンは習得できなかったりする。
熱に関する生態(熱を筋力に替える)も有名だがオーバーヒートも覚えない。
正式なタイプ発表前ははがねタイプやほのおタイプを得る予想もされていた。
対戦における性能
H | A | B | C | D | S | 合計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ヘラクロス | 80 | 125 | 75 | 40 | 95 | 85 | 500 |
メガヘラクロス | 80 | 185 | 115 | 40 | 105 | 75 | 600 |
メガシンカ前比較 | 0 | +60 | +40 | 0 | +10 | -10 | +100 |
メガシンカする事で攻撃・防御が大きく上昇する。一応特防も心持ち程度に上昇する。
特に攻撃は185とアタックフォルムのデオキシスすら上回る数値で、メガミュウツーXに次いで全ポケモン中最高クラス。流石にメガシンカ前の「こんじょう」には及ばないものの、耐久力も上がっているため、安定性ではこちらが上。ただし素早さは落ちているので注意。
特性は「スキルリンク」に変化。新たにヘラクロスが習得した「ミサイルばり」、「ロックブラスト」などを遺憾なく発揮することができる。さらに「タネマシンガン」によってマリルリやウォッシュロトムにも打点が持てるようになったのは大きい。
ほかにも「つっぱり」も習得したが残念ながら威力不足。耐久こそ下がるもののおとなしく「インファイト」をつかうほうがいいだろう。
アニメでのメガヘラクロス
最強メガシンカActⅣに登場。フラダリが招集したメガシンカ使い10人の内、3人目のトレーナーのポケモンとしてアランのメガリザードンXと対戦し敗北。