基礎データ
進化
ゴマゾウ→ドンファン(Lv.25)
概要
「ポケモン金銀』より登場している子象のポケモン。
名前の由来も「胡麻(ちび)+象」と思われる。
小さな子供ながらも象だけあってかなりの力持ち。
愛情表現として、じゃれつくつもりで鼻を振り回してくるが、相手を吹っ飛ばしてしまう事がある様で、背中に大人を乗せて楽々と歩く事も出来る。
また、みずタイプが苦手なじめんタイプでありながら、水浴びが大好きという稀有な特徴を持っており、ダメージを受け苦しんでいる様子は一切ない。
朝早くひと気の無い水辺にやってきては、長い鼻を上手く使って水浴びを行い、その場に仲間が集まるとお互いに水を掛け合っている。
そうして遊びおわると、ずぶ濡れの体を水辺で休んで乾かしている。また、暑い日は大きな耳をうちわ代わりにして、ぱたぱた仰いで涼む習性がある。可愛い。
他にはなみのりを覚えるじめんタイプのサイ等もおり、この生態ゆえか『クリスタル』版のみ遺伝技でなんと「みずでっぽう」を習得可能。
主な住処も川の畔に掘った縦穴で、住処の近くに鼻の印をつけて自分の場所だと仲間に教えている様だ。
どのメディアでも水色で描かれるが、ドット絵が中心だった頃のゲームでは濃い目の青色で描画される事が多かったりする。
進化後のドンファン同様「ころがる」をメインウェポンとした個体が多く、アニメ等ではタイヤのように高速回転するゴマゾウの姿を拝む事が出来る。
ゲーム上での特徴
ジョウト地方ではヒメグマと対になっており、片方のバージョン(『金』『ハートゴールド』)でしか手に入らない。
水辺に棲む設定から、ダイヤモンド・パールではおくりのいずみでエンカウントする。
特徴なのはじめんタイプでありながら、なんと初登場から現在まで自力でじめん技を一切覚えない事。
穴を掘って住処にするポケモンなのに「あなをほる」を技マシンですら覚えない程だが、進化すれば「じしん」を自力で覚えるようになる。
また図鑑ではやたら力持ちであることが言及されているが、攻撃力はそれほどでもなく、寧ろHPが高い。
他作品でのゴマゾウ
ポケダン空の探検隊
このゲームのみ、何故か主人公またはパートナーとして選択可能になった。
しかし前述の通りタイプ一致技が殆どない。技マシンで補おうにも「じしん(敵味方総攻撃命中率激低)」くらいしかない。
幸い「しぜんのめぐみ」があるにはあるが持ち物がきのみ固定になるという。
しかも相手を遠距離から攻撃できる技はおろか2マス先まで攻撃できる技すら覚えられないため、選ぶ際は相応の覚悟をしておこう。
ポケモンGO
原作同様野生での出現率が意外に低く、なかなか遭遇できない。傾斜地ではそこそこ見かけるようだがこれもココドラやピッピに邪魔されがち。
その代わりと言っては何だが、当初は5kmタマゴからはそこそこの確率で孵化したので、タマゴを片っ端から孵化させているといつの間にかボックス内に大量のゴマゾウが溜まっていたりしたことも。
2017年12月からは天候ブーストが実装され、天候が晴天の日であればそこそこの頻度で出現するようになった。進化後がかなり強力なポケモンなので是非ともこの機を逃さず手に入れたいところ。
また、2019年頃からとうとう巣が設定されるようになり、まとまった量のアメを集めやすくなった。半面、タマゴからの孵化率はポケモンの種数が増えた煽りを受けて以前と比べると下がってしまっている(若しくは孵化しなくなった?)ようなので注意。
アニポケ
では無印でサトシが手に入れたタマゴから孵っており、事実上「彼が初めて孵化させたポケモン」となった。
(それ以前にトゲピーがいたが、最初に見た人間がカスミだったのでカスミのポケモンになっている)
関連イラスト
関連タグ
ゾウドウ…同じ子像のポケモン。
キテルグマ……じゃれてるつもりで……仲間。ただしあっちはよりえぐい。