はじめに
当記事は「フォックス・マクラウド」から分離・独立させています。
記事の肥大化を防ぐため、先方に当記事の内容を追加しないようお願い致します。
概要
初代64版から参戦しているレギュラーの一角。
ファイター番号は07、通り名は雇われ遊撃隊長。
特徴
そもそも原作では生身で戦わないため、ほぼ全てのワザが『スマブラ』オリジナルのものになっている。
赤いレーザーを発射する「ブラスター」や、相手の飛び道具などを反射する「リフレクター」といったスリッピーが開発したという設定の兵器、そして「ラピッドキック」や「サマーソルトキック」など多彩な蹴りワザを駆使した白兵戦を展開する。
最高クラスの歩行・走行・落下速度と、ワザの発生の速さ・スキの小ささを併せ持つが、体重が非常に軽くふっとびやすい、典型的なスピードタイプのファイター。
経緯
ニンテンドウオールスター! 大乱闘スマッシュブラザーズ
『DX』までの声優は日本語版・英語版共に里内信夫。
『初代』では「ブラスター」が「連射性が低く、当たった相手が怯む」という、言わば現在のファルコと同じ仕様だった。
大乱闘スマッシュブラザーズDX
「ブラスター」が「連射性が高く、相手を怯まなせない」という仕様に変更された。
体重が極端に軽くなったのも『DX』からで、作品によってはピカチュウより軽いことすらある。
以降の作品でもモーションの変更はあれど、一貫して『DX』と同じワザ構成で通されており、『スマブラ』における「フォックス」は本作で完成したと言っても過言ではない。
「理論上一強」レベルで強いとされるが、あまりの速さ故に操作難度も非常に高い。
ある意味『スマブラDX』を最も象徴するファイターと言える。
大乱闘スマッシュブラザーズX
デザインが『コマンド』を意識しつつも細部まで書き込まれ、部分的に『アサルト』の要素も取り入れた独自のものになり、声優も『アサルト』の野島健児に変更された。
また、この作品から海外声優による英語音声が追加された。
最後の切りふだは「ランドマスター」。一定時間ランドマスターに乗り込み、射撃・ローリングでの攻撃や、ホバー上昇での押上げを行う。
ホバーで上昇できる距離には制限があり、巨体も相まって自滅する恐れもあるので注意。
大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U
既に3年前の『スターフォックス64 3D』で声優が変更されているフォックス達だが、『スマブラfor』ではこの変更は反映されず、『アサルト』の声優陣が続投している(英語音声は『64 3D』準拠)。
他の百裂攻撃持ちと同様、百裂フィニッシュが追加された。
また、横必殺ワザ「フォックスイリュージョン」を使ってもしりもち落下にならなくなっている。
大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL
衣装が『ゼロ』をベースとしたものに変わり、声優も『64 3D』以降の大原崇になった。
操作系の切りふだ廃止に伴い、フォックスの切りふだも「チームスターフォックス」に変更され、遂にアーウィンに乗り込むようになった。
勝ちあがり乱闘「無限の宇宙」
様々な惑星を移動していくルートの一つ。
その他
スマッシュアピール
『DX』以降では通常のアピール以外にも、『スターフォックス』シリーズを題材にしたステージで下アピールボタンを短く押す(スマッシュアピール)ことにより、『スターフォックス』シリーズのキャラクターが通信で登場し、会話を繰り広げてくれる。
『DX』ではペッピー、スリッピー、ファルコの3人による『スターフォックス64』風の通信会話が、『X』の「ライラットクルーズ」では『DX』の3人に、クリスタル、ウルフ、レオン、パンサーを加えた7人による通信会話が展開される。また、フォックス本人もファルコの通信に登場する。
『for』の「オービタルゲート周域」では「スマッシュアピール」は存在しないものの、特定のコマンドでフォックス達の会話を聞くことができる。
このスマッシュアピールとの兼ね合いからか、フォックスはカービィと共に全作品で声が新規収録されているファイターとなっている。
『SP』では新規のスマッシュアピールは追加されなかったものの、上記の通り声優が変更されたため、この慣例については守られる形となった。