「たーーい!」
「たいやーー!!」
「にーにー!!」
「ててててててて・・・(ハイハイ時)」
「ママーー!!ふりんちちゃダメよーー!!(2歳児)」
CV:こおろぎさとみ
概要
1996年9月27日生まれで有り放送日に合わせて誕生。作品初期は野原家におらず、作中でみさえが妊娠・出産して誕生した。名前は一般公募で決まった。アニメではしんのすけが命名したという設定である(※)。宝石・イケメンに目が無いなど0歳児にしてはたくましい。また、基本的に美人に鼻の下を伸ばす男性は嫌っているが、自分自身は年齢によるものか女性の巨乳が好き。
(※)ただし、出産祝いに持ってきたのは紙で作ったヒガンバナ(ただしどう見ても赤いひまわり)である。
外見・性格
茶髪で水に濡れてもすぐ元通りになるほど強力なクセ毛で、渦巻き状の前髪がチャームポイントだが、ドライヤーは嫌いである。基本的に性格の大部分は母親のみさえからの影響が大きく、光りもの(宝石・貴金属)が好きで、イケメンに眼が無い。なお、宝石の模造品をすぐに見破る強い鑑定眼の持ち主。ちなみに光りものの対象は寿司・鼻水なども含まれている。遊具コーナーなど0歳児の集まる場所に放り込まれた際には、同世代の男子から一目惚れされる描写があるなど、赤ん坊でありながらも作中では美少女の片鱗を感じさせる。兄のしんのすけ・両親・かすかべ防衛隊メンバーなど、目上の人間には素直な一面をのぞかせる一方で、意外と悪女気質で自分に惚れた相手をこき使って女王様のようにふるまうなど、クレヨンしんちゃんの女性キャラクターらしく、かなり癖のある性格をしている。その為普段野原一家の面々を奔放な言動で翻弄しているトラブルメーカー(北本夫人・ネネちゃん・鳩ヶ谷ヨシりん)さえも、ひまわりには逆に翻弄され、酷い目に遭わされる事も珍しくない。
初めの頃は両親からは親の欲目もあって甘やかされており、何か(悪意なく)イタズラをやらかしてもそれを「いつもの様にしんのすけの仕業」と誤認したみさえがしんのすけを一方的に叱る展開がやや多かったが、化粧品を台無しにしたり、家族の持つ「光りもの」を勝手に自分の物にしようとするなどの悪さが続き、現在ではひろしとみさえからも兄同様のトラブルメーカーとして見られている。
能力
赤ちゃんらしく周囲の状況を気にかけない行動で大人たちを翻弄するが、しばしば0歳児にしては高度過ぎる判断力を見せる。赤ちゃんなので移動する際はハイハイしかできない。その為急ぐ際はシロにまたがって移動することが多い。また、ハイハイしかできないはずだがケツだけ星人ができる。他にもしんのすけの下ネタで喜ぶなど独特の感性もあり、しんのすけ同様に読者・視聴者の方を向いて笑わない。あの兄貴にしてこの妹ありである。
赤ちゃんなので基本的には喋れないものの、偶に意味のある言葉らしきものを発する事がある。「世界の国おもしろブック」では気に入った物の名称を即座に習得する能力を発揮している。尚余程気に入った為か対象の名称しか喋らなくなってしまった。
なお体力も赤ちゃん離れしており、ヒモで繋がれたみさえを引っ張る怪力を持つ他、「嵐を呼ぶジャングル」ではしんのすけ達かすかべ防衛隊が行方知れずとなった大人達を探しに孤島のジャングルへ向かったきり戻って来なくなった際に痺れを切らして、自らも食料とオムツを持参してシロと共に兄の跡を追って島中をハイハイで進んだり、滝に落ちたりしてもピンピンしていた。普段はしんのすけ・シロに乗って低い移動能力をカバーしている事を考えても、相当な身体能力である。更に飢えていた防衛隊メンバーにミルクを分け与えるなど他者を思いやる心も持ち合わせている。本当に0歳児かお前は。
また、ヒーロー・白熊などに変身した事もあり、「オトナ帝国の逆襲」ではしんのすけ・シロと共に敵から逃げる際にしんのすけに背負われながら迫り来る敵の位置を的確に教え、追っ手を振り切ることに成功していたが、やはり驚異的な身体能力は健在であった辺り、知能面・戦闘能力は野原一家の中でも相当高いのかもしれない。
兄弟仲
しんのすけとは些細な事で喧嘩する事はあれど、劇場版などでは基本的にしんのすけと行動を共にしており、しんのすけと息のあった連係プレーを披露するなどしんのすけとは固い絆で結ばれている。「新クレヨンしんちゃん」では5歳になった姿(これ自体は「旧」末期の番外編にも登場している)が描かれ、弟ができたことが明かされた。
しんのすけ達と同様に年を取らない永遠の0歳児だが、原作では2歳や5歳(兄と同様にアクション幼稚園に通う)のエピソードも存在する。オラの花嫁では大人になったひまわりが登場した。
劇場版では「暗黒タマタマ大追跡」で初登場して以降全作品に出演しているが、基本的に赤ん坊故に目立った活躍の機会はしんのすけ・ひろし・みさえなどに比べると少なめである。ただ、2016年の「爆睡!ユメミーワールド大突撃」では赤ん坊という特徴を最大限に活かした活躍を見せた。
原作では北与野博士の薬を飲んで急激に成長し、画像のような姿になった。しんのすけにイジワルされた直後ということもあってかジャイアンぶりを発揮してコキ使った。だが成長は絶えず続いており、ついには老衰で死にかける段階にまでなってしまう。必死で自分を助けようとするしんのすけに「本当は大好きだよ、おにいちゃん」と素直な想いを口にした。
関連タグ
カスミのトゲピー:ポケットモンスター(アニポケ)の声優及び赤ちゃんキャラクター繋がり。テコ入れで誕生したという共通点がある上にサトシのピカチュウとカスミのトゲピーの光景は人によってはまさにしんのすけとひまわりを連想させる。