ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

スクールアイドルの編集履歴

2022-04-10 19:33:59 バージョン

スクールアイドル

すくーるあいどる

「ラブライブ!シリーズ」に登場する、部活動としてアイドル活動をしている女子高校生たち。

概要

ラブライブ!シリーズ」の劇中の世界に存在する、部活動としてアイドル活動をしている女子高校生のこと。

芸能事務所に所属するメジャーアイドルや地下アイドル、自治体やその委託業者が主導するローカルアイドルとも違う。

この点が、メジャーアイドルを扱う『アイドルマスター』や『アイカツ!』、地下アイドルを扱う『推しが武道館いってくれたら死ぬ』、ローカルアイドルを扱う『WakeUp,Girls!』や『普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。』などとの最大の違いとなっている。

(ただしA-RISEは、芸能プロが絡んでいるという点において、現状唯一の例外である)


活動条件

スクールアイドルの肩書きを持てるのは高校生でなくてはいけないらしく、小中学生はスクールアイドル活動体験は出来てもまだスクールアイドルにはなれない。そして高校を卒業すると同時にスクールアイドルも卒業する。

他競技で言えば、高校野球を想像してもらえばわかりやすい(野球をしていても、高校生以外は高校野球に出場できない)。

しかし日本の義務教育制度の仕様上か年齢制限は緩いようで、14歳のスクールアイドルミア・テイラー(高3)が存在する。


劇中に登場するスクールアイドルの多くがグループを結成しているため、グループでないといけない(ソロ活動はできない)と勘違いされることもあるが、ソロ活動でも問題ない。

ただし、後述する大会「ラブライブ!」への出場には部活動として認可されている必要がある(=ある程度部員(仲間)が必要である)ことや、そもそも一人では技術的・金銭的に活動困難なこと、スクールアイドルの部活動に参加する者はおおむねスクールアイドルになりたい者であることなどから、自然とグループで活動するスクールアイドルが多くなっている。


活動内容

主な活動としては、自校の施設(講堂や体育館、屋外)をステージにしてライブを行なうことが挙げられる。部の存続には新規部員の獲得も重要であるため、中学生向けのオープンキャンパスでのライブ披露も盛んである。

また、全国大会「ラブライブ!」への出場や、合同イベント「スクールアイドルフェスティバル」の開催・出演を目的としていることもあり、『ラブライブ!』や『ラブライブ!サンシャイン!!』では、前者での優勝が主人公たちの目標となっていた。

また、ラブライブ!への出場には「学校に認可された部活動」であることが条件となっているため、自然と、「スクールアイドル(志望者)が部活動として学校に認められる」ことがストーリーに組み込まれている。


高校に属するアイドルでもあるため、自校が存在する地域のご当地イベントのステージに招待されるのも盛んで、特にゲーム『スクフェス』ではその様子がよく描かれる。

これには、芸能事務所がつかない素人アイドルという側面があるため、活動費用に限度があり、遠方へ行けないことも要因にある。

『ラブライブ!』アニメ版ではあまり強調されていなかったが、School idoi diary(以下「SID)のことり編では、メンバー全員で小遣いを出し合って活動していたことが分かった。

ラブライブ!サンシャイン!!Aqoursもアニメ版で小遣いを出し合い、『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会もアニメ版で合宿費用節約のため合宿先を学校にしている。

一方で、『ラブライブ!サンシャイン!!』『スクフェス』では静岡に住んでいるAqoursと北海道に住んでいるSaint Snowが、ゲーム『スクスタ』ではμ's・ニジガク(東京)とAqoursが、『ラブライブ!スーパースター!!』ではLiella!(東京)とサニーパッション神津島)が互いの活動地を訪れる描写が頻繁にある。


ライブで披露する楽曲とダンスは、作中の主役グループ達は皆すべて部員を中心とした学生の手のみで自作(ただし「哀温ノ詩」は元々他校のスクールアイドルの曲であり、制作過程は不明)し、高い完成度となっている。

ステージ設営と演出も(たとえば公式大会や招待された地方イベントなどの大人が責任者の場でないのなら)大概は学生のみで遂行されている。

ただし、学生以外が関与してはいけないというルールがあるわけでもないため、『スクスタ』のスクールアイドル部が学生以外(ダンスや歌のプロ)の助力を得て活動する様子が描かれた。


劇中での知名度・人気・普及度

高校生を中心に幅広い年齢層に社会現象的な人気が続いており、検索エンジンサイトではトピックスのジャンルにもなっている。

離島含めた日本全土にスクールアイドル文化が広がっているが、日本独自の文化でもある。海外で映像を視聴する、来日してライブを観るなどして惹き込まれた外国人の高校生の中にはスクールアイドルになるべく日本留学の道を選ぶ者もいる(エマ・ヴェルデ鐘嵐珠唐可可)。


アニメ版では街の巨大モニターや動画サイトでスクールアイドルのライブシーン(PV)が放送、投稿されていたり、専門の雑誌(「HSI」など)が出版される、流行のスクールアイドルのグッズ専門店ができるほど賑わっている。


このように国内外問わずスクールアイドルを好意的に見る者が多く、通りすがりの人々にも歓迎されやすい一方で、スクールアイドルを全く知らない高校生もいる(シリーズ主人公の高坂穂乃果高海千歌あなたちゃん及び高咲侑も最初は欠片も知らなかった)。


『ラブライブ!』の穂乃果のように、母校の危機をきっかけにスクールアイドルを始める例は決して珍しくなく、穂乃果のSIDにも廃校を阻止するにはすでに手遅れで、せめてもの思い出作りのためにスクールアイドルを結成した田舎(岡山県)の高校が登場している。

ラブライブ!サンシャイン!!』でのAqoursもG'sマガジン版では浦の星女学院廃校決定後に結成してラブライブ!を目指しており、アニメ版でも廃校阻止をきっかけとして結成したものの、結局廃校阻止はできず、母校の足跡を残すためにラブライブ!に出場している。


劇中での歴史

ラブライブ!』では(漫画版・アニメ版両方で)穂乃果μ's結成を決意する以前からすでに存在しているという設定が存在していたが、テレビアニメ版『ラブライブ!スーパースター!!』にてμ'sA-RISEが活躍する以前のスクールアイドル像が描かれた。


第1回ラブライブ!から遡ること十数年前(時期はおそらく1990年代前半から中盤あたりだと思われる)、まだスクールアイドルが一般に認知される前(当時はスクールアイドルという言葉すらなかった)結ヶ丘女子高等学校の前身となる神宮音楽学校にて葉月恋の母親、葉月花は当時廃校に瀕していた同校のために学校アイドル部を設立し活動を行っていた。(それなりに人気はあったらしい)

廃校阻止はできなかったものの、当時の思いはのちに結ヶ丘女子高等学校の設立に向けて動いていくこととなった。


時代は進んで、2007年~2009年にかけて東京UTX学園の芸能科が輩出したセミプロアイドルグループA-RISE(A-RISEはUTXが結成したグループであり、メンバーの入れ替えがあるため、当時のメンバーはツバサたちではない)が人気を博した事で全国の高校でも真似をする者が増え、爆発的に広まった。

『スーパースター!!』で語られた通りそれ以前からスクールアイドル活動はあったのだが、爆発的に広まったキッカケがA-RISEであったということだ。


そしてμ's結成の年に第1回ラブライブ!が開催。(テレビアニメ版では)A-RISE(第1回)、μ's(第2回)の優勝を通じて更にスクールアイドル文化は普及し、AqoursやSaint snowのように著名グループに憧れて活動を始めるスクールアイドルも存在する。

『サンシャイン!!』の時代には、音ノ木坂学院に当代のスクールアイドルがいなかったり、UTX学園はそもそも廃校になっているっぽい状態だったりと、残酷な世代交代の流れが生じているようである。


また、そうした著名グループの活動実績により「スクールアイドルはグループでなくてはいけない」「ラブライブ!出場を目指さなければいけない」といった固定観念を持ってしまう者がいることが(同一世界であるかは不明であるが)『アニガサキ』で描かれており、自分らしさを追求した結果、グループ活動やラブライブ!出場をしないスクールアイドルも現れている様子。


『スクスタ』ではオールスター時空によりμ’s、Aqours、虹ヶ咲が同級生設定になった影響で時系列こそ不鮮明だが、スクールアイドルフェスティバルが数年続けて大盛況で、エマが幼少期に見つけたスクールアイドルの動画の楽曲がこの年まで人づてに継承され、「スクールアイドルの誕生間もない頃に結成された3人組グループ『ミントチョコ』は当時社会現象に」、といったA-RISEとμ’sの時代より遥か昔のスクールアイドル史が綴られている。


劇中で名前が登場したスクールアイドル

かなり規模の大きいものとなってしまったため、各作品に分けて記述。


ラブライブ!

『ラブライブ!』アニメ版は音ノ木坂の廃校阻止とμ'sがラブライブ!で優勝するまでのドキュメンタリーのような扱いであるため、A-RISEを除く外部のスクールアイドルは名前程度でしか触れられていない。



モブのグループはいずれもラブライブ!を通じて大勢名前が登場しているため、第一回と第二回に分けて記載。

第一回(秋期)

ユニット名ブロック備考、元ネタ
A-RISE東京
Littele Tokyo東京
Lucky沖縄
Hello!Hello!静岡
Madonna京都
UC_G東京ユニコーンガンダム。なお元ネタは7年後まさかの本編にも出演を果たした。
OTEMO-YAN熊本
Dream福岡
Tiger-T大阪阪神タイガースワイルドタイガー
μ's東京
Puresmile東京
george名古屋
S-girls東京E-girls
BRIDGE東京
Sunshine&co-
Pretty京都
Shika⇒Okehan奈良μ's辞退で代わりに上位に入ってきたチーム。シカコおけいはん

第二回(春季)

「電撃G'sマガジン」にて2013年9月~10月にかけて47都道府県のスクールアイドルユニット名を募集。採用されたグループ名はアニメや漫画などのメディアミックスに第二回ラブライブ出場チームとして登場する。応募数は3000通にも及び、半年後の2014年5月に採用された48グループ(東京のみ二枠)名が発表された→結果はこちら

実はこれが発表される前のアニメ二期4話(東京は2014年4月27日放送)ではeAst heArtとMidnight_catsは先行公開されていたりする。


ラブライブ!サンシャイン!!


一期

第7話で秋葉原にて開催されたイベント「東京スクールアイドルワールド」で上記2組含む30組のスクールアイドルの名前が登場した。本編には全ネームは取り上げられてはいないものの、電撃G'sマガジンのサイトで公開されている。

わかるだけの順位・得票数は以下の通り

東京スクールアイドルワールド参加グループ名簿
順位グループ名得票数
1--
2Lovelynth-
3CHECK×MATES367
4Sub-Title189
5空色シスターズ177
6春色マカロン???
7T∞WA???
8ピッチ・カート130~139(?)
9Saint_Snow120~129(?)
10otenki girls90~99(?)
11MAKARON90~99(?)
12Nex-Star-
13--
14--
15--
16Amaryllis87
17アルカトラ84
18forgiven sanctuary81
19アブリコアプリコット80
20フィサリス79
21桜色乙女74
22EINE KUGEL68
23Heavenly Queens62
24one week doll51
25にゃっぴーず48
26花春小紅43
27Pinあっぷる39
28tokimeki tokimo36
29ストロベリーキャンドル23
30Aqours0

順位不明

Emerald Girls☆

ALBINIA

Ruriiro-Lapis

VeryBlueBerry


また4話では、専門雑誌の表紙にMidnight catsが登場していた。

二期

Saint Snowが出場する予選段階にあたる北海道地区大会で少数ながらも北海道のスクールアイドルの名前が登場。

北海道地区大会
順位グループ名
1SugarWing
2あしも☆え〜る
3KissBear
-(伏字)ンフワ(伏字)
-(伏字)ぴり(伏字)

ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会

どの学校のスクールアイドルも、μ'sやAqoursのような固有のグループ名は用いず、「所属校名+部活動名」を名乗っている。


「無印」「サンシャイン!!」と異なり、大会ラブライブ!を目指す描写がほぼなく、専門雑誌やローカルイベント、イベントのゲストなどで活動している描写が多いのが特徴。

ランジュはライブをしたり、スクールアイドルフェスティバルに出演できればいいという考えのもと、シリーズで初めて部活動に所属しないスクールアイドルとして活動している。


ラブライブ!スーパースター!!


スクールアイドル誕生前の時代に、神宮音楽学校「学校アイドル部」が存在した。


スクフェス

μ's・Aqours・A-RISE・Saint Snow以外に、音ノ木坂に編入してきた54名の転入生がアイ活を行っている→モブライブ!


スクスタ

μ's、Aqoursに加え、主役となる虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会を含めた多くのスクールアイドルが登場。

メインストーリー・キズナエピソードで名前が明確に描写されている者として、前述した3グループ以外では、劇中で引退したためシリーズでは初登場となる元・スクールアイドル夏川マイがいる。


メインストーリー中で矢澤にこらが出したスクールアイドルソングイントロクイズにて3グループ紹介された。

グループ名楽曲出身地
ミントチョコ『貫き通せ♡愛のプライド』
ゼヨゼヨ☆オーライ『大好きハイ・ノウ』高知県
くるさ~『シーサー!』沖縄県

余談

偶然なのか意図的なのかは不明だが、音楽情報番組「Music B.B.」において、大森日雅が担当した期間(2019年4月〜2020年3月)を除き、約4年に渡ってスクールアイドル(の中の人)がナレーターとして出演していた。

そもそも同番組は2017年4月以降は声優をナレーターとして起用していた(2021年4月以降はつりビットの元メンバーであった長谷川瑞を起用したため、その法則が途絶えた形になる)のだが、よりによってその人選が以下の面々であった事から、一部のラブライバー達から「偶然にしては出来過ぎている」「番組スタッフの中にもラブライバーがいるのでは?」「あからさま過ぎるのをごまかすために『あえて』大森日雅を起用した様にしか見えない」とネタにされる事がある。

これまでの出演者は以下の通り。


2017年4月~2018年3月:飯田里穂(μ’s・星空凛 役)

2018年4月~2019年3月:逢田梨香子(Aqours・桜内梨子 役)

2020年4月~2021年3月:大西亜玖璃(虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会・上原歩夢 役)


なお、歩夢役の大西は、飯田や逢田とは異なり、「Music B.B.」ナレーター史上初の「主人公格のスクールアイドル」役の声優となる。


関連タグ

ラブライブ! ラブライブ!サンシャイン!! ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 ラブライブ!スーパースター!! モブライブ!

アキバドーム

アイドル パワーインフレ

スクールアイドルフェスティバル スクフェスALL_STARS

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました