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ヌオダスの編集履歴

2022-05-20 21:54:33 バージョン

ヌオダス

ぬおだす

ヌオダスとは、『ポケットモンスターシリーズ』に登場する架空生物キャラクター「ポケモン」の一匹「ヌオー」と、『ウマ娘 プリティーダービー』に登場する実在の競走馬をモチーフとした擬人化キャラクター「ウマ娘」の一人である「ダイワスカーレット」のコンビである。

そもそも何故このような組み合わせが?

ヌオダス誕生までの経緯

自身の趣味や子供達と共に趣味を楽しむ様を豊かな語彙による絶妙な比喩でユーモア豊かに語る文章からTwitter上において一部より根強い人気を持つブロガーにしてツイッタラーの「ゲムぼく。」氏。

ゲムぼく。氏が5月が子供達の誕生月であることから、誕生日プレゼントとしてゴールデンウィークユニバーサル・スタジオ・ジャパン及び海遊館への家族旅行に出かけたことやその経費の詳細について記したブログ記事「超実録!東京→USJ 子連れ2泊3日はけっきょくトータル何円かかるのか?」は宣伝ツイートが2万RT、12万いいね(2022年5月15日現在)もの大好評を以て受け入れられ大きな反響を呼び次第に多くの人々を集めTwitter上に波及していく……俗に言う「バズる」状態となった。


注目を浴びたことでツイート主に向けるものとしては人間同士の対話のマナーとしては不適切な返信メッセージ、俗に言う「クソリプ」も次第に見受けられるようになったことに対し、ゲムぼく。氏は

  • ぼくはバズったときやりたいネタの一つとして「「それぼくに言うことじゃなくない!?」みたいなリプライの頂点を決める」ことがある。
  • ぼく自身は以前も書いた通り「クソリプ」という言葉が好きではない。多くの場合、本人に「クソリプをしてやろう」なんて悪意はなくて、すれ違いが起きているだけだからだ。
  • 怒ったり悲しんだりするのではなく、エンターテイメントとして楽しむことで、みんなが幸せになれるかもしれないのだ。

という発想に基づき、上述の宣伝ツイートに対し相次いだ約1,200件来たリプライ・引用ツイート・DMのうち「ぼく宛に言うことじゃないよね!?」の頂点に輝くようなリプライを決めるブログ記事「第1回 バズツイリプライ「それぼくに言うことじゃなくない!?」選手権~!」を開催した。


ヌオダス誕生の瞬間

ゲムぼく。氏が「第1回 バズツイリプライ「それぼくに言うことじゃなくない!?」選手権~!」において第7位に挙げたリプライ「ヌオーよりダイワスカーレットの方が好き」(ブログ記事中のゲムぼく。氏の娘が大好きなヌオーのぬいぐるみを旅行に連れて行くべくなんとか荷物共々旅行カバンに詰め込もうとしていた様、及び帰宅後のおみやげと楽しい思い出がよりいっぱい詰まった旅行カバンから解放される様を映した写真に対するコメントだと思われる)。


……もちろんこれこそが「ヌオーとダイワスカーレット」という今まで接点がなかった(はず)の謎の組み合わせの誕生したツイートである。


なお、ゲムぼく。氏はこのリプライに対してはブログ記事内において「比較がおかしいよ~! 「ヌオーより」で始めたらそこはポケモンが来ないとおかしいんだよ~! どうして「トマトより普通にシャウエッセンが好き」みたいなこと言い出してるの~!? 笑いのルールを忘れた永野なの~!?」とコメントしている。


「ヌオダス」ブームの誕生と波及

※以下の「ヌオダス」ブーム誕生、波及からファンアート誕生までの経緯については、ゲムぼく。氏のブログ記事「ヌオダス(ヌオー&ダイワスカーレット)概念、急にちょっと流行る。」を参考としている。


ヌオダス、天の時を得る(?)

ゲムぼく氏が「第1回 バズツイリプライ「それぼくに言うことじゃなくない!?」選手権~!」及び宣伝ツイートを投稿したのは2022年5月12日19時頃。


……奇しくもウマ娘ダイワスカーレット(及びモチーフとなった元競走馬繁殖牝馬ダイワスカーレット号)の誕生日である5月13日を迎えようとしている夜中であった。


「第1回 バズツイリプライ「それぼくに言うことじゃなくない!?」選手権~!」の宣伝ツイートをも2万ツイート、12万いいねを越え(2022年5月15日現在)バズったこと、数多のウマ娘ファンがダイワスカーレットの誕生日を祝うべく注目が集まったことにより、なんと「ダイワスカーレット」の入力に対しサジェスト機能により挙がる検索キーワード候補に「#ダイワスカーレット生誕祭2022」すら差し置いて「ダイワスカーレット ヌオー」が挙がってしまう事態に陥った。

Twitter上でも、Google検索においてもダイワスカーレットとヌオーの検索を行おうとすると互いの名が検索キーワード候補上位に並べ上げられる事態に。


ヌオダスはザシアン打倒&有馬記念制覇の夢を見るか?

「ヌオーよりダイワスカーレットの方が好き」、この謎の比較と組み合わせはTwitter上のみならず様々なポケモン・ウマ娘ネットコミュニティ上にも波及していくこととなった。

中には、

  • 「ダスカ(ダイワスカーレットの愛称)にザシアンは止められるか?(ヌオーがステータス・タイプ相性・特性の組み合わせにより強豪ポケモンの攻撃を耐え凌げる「受けポケ」として注目され活躍していることから)」、「ヌオーに有馬記念は制覇できるか?(ダイワスカーレット号が2008年度に制覇した日本競馬界の主要なレースの一つ。日本中央競馬協会における競争格付け最上位のGⅠレースの一つに定められておりファン投票を出走資格の一つとすることから日本競馬界の人気競走馬としてほぼ必然的に同時代の強豪達が集う競争となる年末の花形レース)」という謎の対立を生み出す(もちろんほぼネタとして)
  • ダイワスカーレットの公式スリーサイズの数値のうち、BをぼうぎょにHをHPに置き換え「ダスカもザシアンを受けられる」という珍説が生まれる

と「一体どちらの土俵で勝負するつもりなんだ」と言わんばかりの珍妙なやりとりも。

打倒ダイワスカーレットのヌオー育成


ヌオダス、ファンアートが誕生する

メイン画像の通りのヌオーとダイワスカーレットのツーショットを描いたイラストや、レースに勝つべくトレーニングに励むダイワスカーレットがのんびりした佇まいのヌオーに呆れつつも癒される情景を描いたショートショートなど2022年5月15日現在様々なヌオダスファンアートが生まれつつある。

また、それに付随してダイワスカーレットの相方(?)であるウオッカとヌオーが融合したヌオッカというもはやウマ娘なのかポケモンなのか分からないような存在まで誕生している。

ヌオッカとダイワスカーレット


更にはダイワスカーレット役の木村千咲さんがこのネタを知ったらしく、Twitterにヌオーの自筆絵を投稿した。


……このブームの、一人と一匹の行く先はアルセウスと三女神のみぞ知る……のかもしれない。


余談

ヌオスカ

表記揺れ。

ウマ娘ダイワスカーレットはユーザー間では「ダスカ」と呼ばれがちだが、作中では原則的に「スカーレット」と呼ばれるためそれに準じて「スカーレット」と呼ぶ人も少なくはなく、2文字で「ダス」にするか「スカ」にするかの表記揺れは元々激しい。

自然発生的にヌオダスのほうが主流表記となっているが、当ネタの発端においては略称は出てきておらず、正しい表記という概念は特にないと言える。


ある意味必然のブーム?

ウマ娘ダイワスカーレットは、そのキャラクターデザインを「ダイワスカーレット号が競走馬として活躍していた2000年代後半(2006年11月19日~2009年2月18日)のアニメ(『灼眼のシャナ』(2005年10月~2006年3月、2007年10月~2008年3月、2011年10月~2012年3月)、『涼宮ハルヒの憂鬱』(2006年4~7月、2009年4~10月)辺りか)直撃世代に刺さるようなデザイン」と評するファンの声も散見される。

ヌオーは『ポケットモンスター 金・銀』(1999年11月21日発売)初出のポケモンである。

日曜日でG1「マイルcs」が開催されていた(勝馬はエアジハード)

1999年11月に行われたg1はマイルcs以外の菊花賞、エリザベス女王杯、ジャパンCをそれぞれナリタトップロード、メジロドーベル、スペシャルウィークのウマ娘化もされている三頭が勝利している。


……幼き日をポケモン金銀(及びクリスタル)に触れて過ごし、青春を2000年代後半の深夜アニメに触れて過ごした世代の年代を思えば両者が特に思い入れが深い世代は自ずと被るような必然のブーム、夢の共演だったのかもしれない。


対照的なふたり?

  • みずタイプだけあって水色を基調とした体色のヌオーと、祖母(母の母)に当たるスカーレットインクを祖に数多の活躍馬を輩出することで「スカーレット一族」と呼ばれたダイワスカーレット号の血筋を思わせるようなどことなく赤を思わせるような意匠の目立つダイワスカーレット
  • オオサンショウウオをモチーフとしているだけあってかすばやさが低くポケモンずかんの説明でも口を開けてエサが飛び込んでくるのをひたすら待つ自分から動くことはほとんどない生態が強調されるヌオーと、(ウマ娘なので当然ではあるが)素早く走ることが得意で時にはライバルとの決着を付けるべく出走レースの予定を変えることすらあるほど自ら勇猛に勝利を目指していくダイワスカーレット
  • 時代と共に対戦環境が移り変わる中時には種族値の低さに足を引かれたり同タイプの有力な後輩が現れたりで採用率が下がりまたある時には様々な強豪ポケモン達相手に相性が良いことが注目され活躍したりと自身を取り巻く環境と扱いが変わってもそもそも特に気にしていなさそうな相変わらずぼーっとした佇まいのヌオーと、自分のペースでレース全体を支配し周囲のライバルを完膚なきまでに捻じ伏せる展開を好むとされるダイワスカーレット
  • 鈍感で岩や船底に頭をぶつけても特に気にしないヌオーと、苦手なことに「妥協すること」が挙げられ負けん気の強いダイワスカーレット

……対照的な面が目立つ組み合わせだからこそ、より一層互いの魅力が際立つ名コンビなのかもしれない。


カスミとコダックとの類似性?

ダイワスカーレットとヌオーの“気の強い少女と、鈍感で何を考えているかわからないどこかとぼけた佇まいのみずポケモン”というコンビを、「アニメ版『ポケットモンスター』におけるカスミコダックのコンビに似ている」と評する声も上がっている。

一見意外な「ヌオダス」ブームながらも、実は公式作品の描写が幼き日にポケモンに触れたネットユーザー達に育んできた受け入れられる土壌があったのかもしれない。


“1番”の戦い?

  • ダイワスカーレットは「“一番”になることを目指し続け、どんな努力や苦労もいとわない」
  • ヌオーは「『ポケットモンスター ソード・シールド』伝説解禁ルール対戦環境において長く使用率“一位”に君臨するザシアンを迎え撃つのに適したとくせいとタイプを見込まれ使用率が徐々に向上し、「ヌオダス」ブーム誕生頃の環境では10位にまで至っている」

対比を指摘する声も上がっている。

「トレーナーと共に“一番”に挑み続ける者」、不思議な符合と縁の巡り合わせかもしれない。

ヌオダス


ヌオーとダイワスカーレットの身長差

ダイワスカーレットの身長が163cmであるのに対し、ヌオーの高さは1.4mでありウマ娘で例えるとイナリワンスイープトウショウ(双方共に139cm)、ゼンノロブロイタマモクロスハルウララ(三者共に140cm)と直立した際の背の高さがほぼ同程度となる。

身長に伴う並んだ際の体格差をイメージしてみるのも面白いかもしれない。


ダスカとポケモン

2022年2月27日にポケモンは本編新シリーズとしてスカーレット/バイオレットを発表している。ちょうどウマ娘がブームの真っただ中にいたことや、対の関係からか、タイトル発表と同時に「ポケットモンスター ダイワスカーレット/バイオレットウオッカ」というネタが話題となっていた。


ポケモントレーナーの間でも、彼女は旬なネタだったのかもしれない。


「ヌオダス」ブームにおいて注意すべきこと

図らずも「ヌオダス」ブームの産みの親となったゲムぼく。氏はブログ記事「バズと炎上は紙一重!SNS時代の「引き際」を見極めろ![ラストオリジン]」において、ヌオダスブームについて、

「興味がない人にもネタを押しつける人が現れ、「興味ないのにやたら来るから嫌い」と思う人が増えて炎上する。」という負の面が生ずることを懸念する旨を表明しており、

Twitterアカウントにおいても「普通のダイワスカーレット絵に「ヌオーはどこ?」というクソリプが付いている」旨のツイートを紹介し、「「ヌオダス」ブームが無関係な層に迷惑をかける」負の面が生じつつあることについて警鐘を鳴らしている。


ヌオダスを愛する皆様も、どうか相手にとって「ぼく宛に言うことじゃないよね!?」という言動をとろうとしていないか今一度考え直し、ヌオダスブームやヌオダスファンに負の印象を与えるような迷惑をかけないよう注意して欲しい。


関連イラスト

ヌオーとダイワスカーレットヌオダス


関連タグ

ポケットモンスターポケモン) ウマ娘プリティーダービーウマ娘

ウマ娘ポケモンダービー(ウマ娘とポケモンのクロスオーバータグ

ヌオー ダイワスカーレット(ウマ娘)


外部リンク

ヌオダスの実家(発祥サイト)、ゲムぼく。氏のブログ「ゲームはぼくの人生だ。ゲーム中心の趣味ブログ。ゲムぼく。」におけるヌオダス発祥の経緯に関する記事


【本人解説】ヌオダス(ヌオー&ダイワスカーレット)とは?

「経緯が難解&意味不明すぎていろいろ間違われて叩かれまくるという悲しみに終止符を打つ」ために、ゲムぼく。氏がYoutube上に投稿した約5分半で「ヌオダス」ブーム誕生の経緯について解説する動画。


ニコニコ大百科

ヌオダス - ニコ百

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