基礎データ
進化
ピンプク → ラッキー(「まんまるいし」を持たせて朝・昼にレベルアップ(LEGENDSアルセウスでは朝・昼に使用する)) → ハピナス (なつき進化)
概要
名前の由来は恐らく「ピンク+福」から。
進化後同様、お腹にポケットを備えたピンクの卵体型をしているが、下半身は赤いオムツやパンツで包まれたような形状となっている。
頭の毛も長いポニーテールで、額の巻き毛はベビーパーマのように3つ盛り上がり、自身もその形を気にかけている。
この段階からお腹のポケットにタマゴを抱えたがる習性を持っているが、まだ小さいので自分では産むことができず、代わりにラッキーの真似をして、探し拾ったタマゴそっくりな白くて丸い石を抱えている。
石を探すのに夢中になり、相手の足元を歩き回ってついつい転ばせることもある様だ。
白くて丸いものを見ると、とにかくお腹のポケットにしまいたがる為、時にはしまいすぎて動けなくなることもある程。
その「まんまるいし」を好きな相手には渡してくれる事もあるが、本物のタマゴと思い込んで大事にしている為、取り上げたり貸したものを返さないと、泣きだして大騒ぎしてしまう。
色違いは一見すると分かりづらいが、普通のピンプクと比べて色合いが薄くなり、赤系統のピンクから青系統のピンクに変化した感じである。
ちなみにラッキーの色違いははっきりとしているが、ハピナスの色違いは分かりづらくなっている。
ゲーム上の特徴
ラッキーかハピナスに「こううんのおこう」を持たせて育て屋さんに預けると、ピンプクのタマゴが手に入る。
ラッキーやハピナスの進化系統に入るだけあり、第1形態としては驚異の「HP」種族値"100"を誇っている。ただし、進化後のラッキーと同様「こうげき」と「ぼうぎょ」の種族値は"5"と現時点で全ポケモン中最も低い。
一見、観賞用以外では有用性が無さそうだが、特性「フレンドガード」により、ダブルバトルでは味方をサポート出来る利点がある。
第五世代では同タイプのピッピやプリンの陰に隠れていたが、第六世代で両者がフェアリータイプを獲得。以降は単ノーマルタイプである事に意義が見いだされる様に。
また、第八世代では貴重なダメージソースである「ちきゅうなげ」も獲得し、「ちょうはつ」を打たれても機能停止し辛くなった。
この形態限定で覚えられる技に「あまえる」がある。(第八世代でラッキーも覚えたが)
相手のこうげきを2段階も下げられるため、低い物理耐久を補うことができる。苦手な物理アタッカーが来るのを読んで打つのがベターか。
進化条件に癖があり、「まんまるいし」を持たせて、かつ朝または昼にレベルアップというもの。
ただしなつかせる必要はない。攻略本・サイト等になつかせる必要があるなどと書かれていることがあるが、これは誤りである。とはいえ、最終進化系のことも踏まえるとなつかせたほうがお得なのだが。
基本的に野生種は珍しいが、シンオウ・ホウエン・アローラで低確率で見かけることがある。
ちなみに野生のピンプクは、50%の確率で「まんまるいし」を、5%の確率で「ラッキーパンチ」を持っている。
アニメのピンプク
タケシのピンプク
CV:伊東みやこ
DP編33話にて、タケシが参加したポケモンなりきり大会の優勝商品としてもらったタマゴから生まれた。
生まれてすぐに親であるタケシに懐き、タケシから受け取ったタマゴ型の石を二人の宝物にしている。
特筆すべきこととして、小さく可愛らしい外見からは想像できないほどの怪力の持ち主。
ムサシのハブネークを振り回して投げ飛ばしたり、「はたく」の一撃でロケット団の気球をふっ飛ばしたり、自身の数百倍もある巨大な岩を投げたりと、アニメの中でその怪力を見せたシーンを挙げるとキリがない。
しかも生まれた時から怪力。一体どこでどうすればこんな子が生まれるんだ……?
意外と気が強い一面があるが、仲間にはとけ込みやすく、すぐに仲良くなれる。まだ幼いためか基本的に甘えん坊で、よくタケシに抱えられていた。
現在は立派なハピナスに進化している。