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超力戦隊オーレンジャーの編集履歴

2022-07-30 00:38:22 バージョン

超力戦隊オーレンジャー

ちょうりきせんたいおーれんじゃー

『超力戦隊オーレンジャー』とは、1995年に放映されたスーパー戦隊シリーズの第19作目にして、平成唯一の軍人の戦隊。

「超力戦隊オーレンジャー、オーレ!」


説明

超力戦隊オーレンジャーとはスーパー戦隊シリーズの作品及び、劇中に登場するヒーローである。

スーパー戦隊シリーズ第19作目ながら、秘密戦隊ゴレンジャーに合わせて、20周年を祝った作品。モチーフは古代文明図形であり、★■▼〓●王が各メンバーの苗字やメカや武器にまで、これらのマークが使用されている。

平成の戦隊では唯一の軍人戦隊(初期のメンバーが全員、職業軍人)であり、戦闘機に乗るシーンも見られる。


これらは原点回帰の意味があり「全員が職業軍人だったゴレンジャー」、「顔のシンボルマークから武器を取り出す」といった所にも反映されている。

前作は紅一点がリーダー、前々作はリーダー不在、という設定とは異なり、本作では明確にオーレッドを隊長に固定。古典的で王道のヒーロー像を目指そうという心意気があった。

暫く続いたファンタジー戦隊とは異なり、巨大ロボも純粋なメカニックとして登場している(ガンマジンは例外)。


しかし放送が開始した1995年上旬、阪神淡路大震災地下鉄サリン事件という、フィクションが現実化したような出来事が発生してしまう。これの影響を受け、1話2話に於けるハードな戦争描写から徐々にコミカルな要素へと路線変更されていく事になった。製作サイドでも路線変更への迷いがあったらしい。


視聴率が良くなかった反面、総売上額は戦隊史上最高の151億円という好成績を叩き出した。さらにさとう珠緒がブレイク。以降、戦隊ヒロインがアイドルの登竜門となった。


あらすじ

地球侵略を企むマシン帝国バラノイア。人類最大の危機を救えるのは、超文明のパワーを身につけた彼らしかいない…!(OPナレーションより)


六億年前に存在した超古代文明。その副産物である機械生命体が突如反乱し暴動が鎮圧してから幾壮年。

月面にその拠点を置くマシン帝国・バラノイアは地球支配を果たすべく再び人類に宣戦布告を行う。全面降伏に応じない人類に対して世界の各都市に壊滅的打撃を与えたバラノイアの次の標的は日本に向けられた。


だが人類はこの脅威に屈することなく国際空軍(U・A)のメンバーからの選抜チーム、

「U・A・O・H=オーレンジャー」を編成。超古代文明が残した「超力」を武器にバラノイアに立ち向かう。


人間と機械の戦いは、6億年前の英雄キングレンジャー/リキや、謎の魔神ガンマジンの参戦、そしてバラノイア内部の内紛と世代交代を経て、より激しさを増していった。


年代設定

設定年代は放送時期の1995年ではなく、ノストラダムスの大予言で騒がれた1999年となっている。しかし、カーレンジャーなど後輩戦隊との共演では辻褄が合わなくなってしまう為、後の作品では放送当時の時期に戦っていたと言うことを示唆する描写がある。


また、映像中のカレンダーにも1995年のものが映っているが、これがミスなのか意図的なのかは不明。もしかすると、作中でも設定変更していた…のかもしれない(ただしそのようなことは一言も公表していない)?


これは同じく99年を舞台とした特警ウインスペクターも同様で、続編である特捜エクシードラフトは92年の設定である為、大きな混乱が生じている。


この矛盾については、長谷川裕一さらに凄い科学で守ります!』で、「特撮世界では1999が2度あった」という説が提唱され、解決(?)された。


スーパー戦隊においては基本シリーズでの話のつながりはなく、共演はあくまでパラレルでの世界観が強いので、辻褄が合わないことに関してはそこまで気にする必要はない。


登場人物

呼称表

が/に吾郎昌平裕司樹里
星野吾郎俺/自分昌平裕司樹里
四日市昌平隊長裕司樹里
三田裕司隊長昌平樹里
二条樹里隊長昌平裕司
丸尾桃隊長昌平裕司樹里あたし

オーレンジャー

星野吾郎/オーレッド


四日市昌平/オーグリーン


三田裕司/オーブルー


二条樹里/オーイエロー


丸尾桃/オーピンク



マシン帝国バラノイア

皇帝バッカスフンド


皇妃ヒステリア


皇子ブルドント/カイザーブルドント


執事アチャ


執事コチャ


ボンバー・ザ・グレート


マルチーワ


マシン獣


バーロ兵


オーレンジャーの関係者

三浦尚之(参謀長)


リキ/キングレンジャー


ドリン


ガンマジン

封印を解いた者の願いを叶えてくれる魔神。

結局ゴーカイジャーで出番はなかった


武器

遠距離戦用の武器となるビームガン。


近接戦用の武器となる棍棒。


キングブラスターとバトルスティックを合体させて完成するビームガン。


5人の武器とキングスマッシャーを合体した必殺砲。キングスマッシャーの5倍の威力を持つ。


第25話で登場。レッドパンチャーの腕に似たビーム砲で、5人のハイパーストレージクリスタルをセットする事で発射が可能となる。

海賊戦隊ゴーカイジャー」ではこれを基にドン・ドッゴイヤーゴーカイガレオンバスターを製作した。


合同技

  • 超力ダイナマイトアタック

5人が合体して光の玉になって敵に突撃する。


  • 超力バリア

5人がスクラムを組むことで超力のバリアーを発生させる。


  • ビッグバン掃除機

ビッグバンバスターの姿勢で掃除機を構えてバラハングリーのカビを吸い取った…それって必殺技なのか…?


  • 超力フラッシュ

5人が集まることでマシン獣を怯ませる閃光を放つ。


メカニック

オーレンジャーロボ

5体の超力モビルが合体して誕生する1号ロボ。

ヘッドチェンジによって使える能力や技が変化するのが特徴。


レッドパンチャー

レッド専用ボクシングロボット。

ちなみに誕生したのはオーレンジャーロボより前。


バスターオーレンジャーロボ

上記2体が合体したロボット。


キングピラミッダー

キングレンジャー専用要塞ロボ。


オーブロッカー

ブロッカーマシン5体の合体。


タックルボーイ

後のゴローダーGTである。


ジェッターマシン

オーレンジャー5人に配備されたマシンで、カウルにはそれぞれのモチーフである図形が描かれている。


サンダーウィング

国際空軍(UAOH)に配備された戦闘機で、超力砲を装備している。


音楽

主題歌

作詞:八手三郎/作曲:小杉保夫/編曲:米光亮/歌:速水けんたろう

OPテーマ。


緊急発進!!オーレンジャー

作詞:八手三郎/作曲:小杉保夫/編曲:まきのさぶろう/歌:速水けんたろう

EDテーマ。


虹色クリスタルスカイ

作詞・作曲:KYOKO/編曲:京田誠一(コーラス編曲:永井誠)/歌:速水けんたろう

最終話ED。劇中では主に挿入歌として使用されていたが、元々はこの曲が主題歌となる予定であった。

以上の経緯からオーレンジャーを代表する曲として後年の作品でゲスト出演した際にはインスト版が使用される事が多い。


挿入歌

  • 超力合体!!オーレンジャーロボ

作詞:八手三郎/作曲:渡辺宙明/編曲:京田誠一/歌:速水けんたろう、森の木児童合唱団


  • 輝きの舞い

作詞:八手三郎/作曲・編曲・歌:佐々木真里


  • アクション!オーレンジャー

作詞:八手三郎/作曲:小杉保夫/編曲:京田誠一/歌:速水けんたろう


  • アチャ・コチャ・チャチャチャ

作詞:八手三郎/作曲・編曲:つのごうじ/歌:アチャ(肝付兼太)、コチャ(安達忍)


  • 真っ赤な闘魂! レッドパンチャー!!

作詞:八手三郎/作曲:小杉保夫/編曲:京田誠一/歌:影山ヒロノブ


  • オーレンジャー・スピリット

作詞:里乃塚玲央/作曲:瑞木薫/編曲:京田誠一/歌:速水けんたろう


  • VICTORY FIGHT〜勝利をつかめ! オーレンジャー〜

作詞:横山武/作曲:樫原伸彦/編曲:佐々木真里/歌:影山ヒロノブ


その他


  • 主題歌で○○戦隊△△の○○戦隊の部分が歌われていない戦隊という面は電子戦隊デンジマン以来となる。


関連イラスト

超力戦隊オーレンジャー


関連タグ

スーパー戦隊シリーズ UAOH

マシン帝国バラノイア マシン


忍者戦隊カクレンジャー→ 本作 →激走戦隊カーレンジャー


電撃戦隊チェンジマン:本作の10年前に放映された軍人戦隊。

百獣戦隊ガオレンジャーvsスーパー戦隊で三浦参謀長がバンク登場。宮内氏は新命明(バンク)、番場壮吉としても出演。

海賊戦隊ゴーカイジャー:第31話で星野吾郎と丸尾桃が登場。原典の頃より地位が上がっていて、出世した事が窺える。


オーグリーンは死にました:都市伝説。村井秀夫刺殺事件を誤解したものとされる。また1999年放送のボイスラッガーはメンバー構成が非常に似通っており、この中でボイスラッガーエメラルドが死んでしまう回も誤解の原因の可能性がある。


仮面ライダーゼロワン:機械に心が芽生える事の是非を問うバラノイアのドラマは、或る意味この作品とシンギュラリティ繋がりと言える。


超力鬼:オーレンジャーを歪めたデザインとした戦隊怪人

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