ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

夜明けのヴァンの編集履歴

2023-01-23 13:05:37 バージョン

夜明けのヴァン

ちょうみりょうじゃんきー

TVアニメ『ガン×ソード』の主人公。

『俺は童貞だ!』

『お嫁さんってのは、幸せで…幸せで…幸せの絶頂のときになるもんなんだ』

『てめえに俺の純潔は渡せねぇな!!』

概要

CV星野貴紀

漆黒のタキシードテンガロンハットを纏う、長身痩躯の流狼の男。本名不明。

帽子の鍔には涼やかな音色が響く金色のリングがあしらわれている。刀身が布やムチのように柔軟にしなる特殊な蛮刀を所持し、平時は腰にベルトのように巻いており、専用のヨロイ(ロボット)であるダン・オブ・サーズデイを呼び出す際に使用される他、剣を用いた本人の戦闘能力も高い。

また劇中では何故か帽子を脱いだ姿が全くない(脱帽時の設定画は存在する)。


将来を誓い合った花嫁のエレナを結婚式の最中に殺した、『カギ爪の男』に復讐すべく旅をしている。

復讐以外に生きる目的が一切感じられず、無気力で厭世的で根暗、常に下ばかり向いているために高い身長のわりに猫背、馬鹿で一途で初心で童貞である。おまけに生活能力に乏しく、よく空腹で行き倒れる。

カギ爪と関係の無い厄介事には首を突っ込みたがらず、面倒臭いと言って素通りしようとするが、何だかんだで最終的には情にほだされて様々な人々を助けることになり、根はお人よしである。

そして異性関係は今も尚エレナの存在が彼の心を埋め立てており、敵の女幹部の誘惑にも一切動じることなく突っぱねた程の身持ちの堅さから、ファンの間では『童帝』という称号が定着している。


料理への冒涜にしか見えないまでに大量の調味料をぶちまけてから物を食う癖があるが、決して味覚音痴というわけではない。これは昔から少ない食べ物にしかありつけなかったので、次の食べ物にありつけるまでせめて味だけでも覚えていたいという思いが原因で、これを長年繰り返したことで舌が慣れて極端に濃い味付けでないと食べた気にならなくなったらしい。(しかし、スパロボ30では彼が調味料をかけなくても食べるものを作る人達が現れた)彼がまた、余裕のある生活をしていなかったがゆえ酒が飲めず、飲み物はミルクを好む。

また、女性の名前がろくに覚えられないが、これはエレナを失ったトラウマによるもの。

でもプリシラだけはヨロイの試合を通じて友情を感じたのか、すぐ覚えた。


娯楽の少ない世情故に噂話を好む人々によって、各地を放浪しながら繰り返した目立つ行為の数々が様々な形で逸話として語り継がれた結果、数多くの通り名が存在する有名人となってしまった。記事名の「夜明けのヴァン」はウェンディと出会った第1話で名乗った通り名の一つで、個人的に一番気に入っているものらしい。他にも判明しているのは、


  • 地獄の泣き虫ヴァン
  • 無職のヴァン
  • 食い逃げヴァン
  • 寝場所を選ばない男ヴァン
  • 二日酔いのヴァン
  • 鋼鉄のヴァン
  • 縁の下の力任せヴァン
  • 悪魔の毒々タキシードヴァン
  • (土木課係長・)掃き溜めのプリティヴァン→はきプリヴァン→ダメのヴァン
  • いい人ヴァン→ヴァン・ザ・ナイスガイ(略してナイスさんですね!byジョシュア・ラングレン)
  • 寝たまんまヴァン
  • 100人撫でのヴァン

等々、何やってたらそんなアダ名がついたんだとツッコミたくなるような代物もある。

(少なくとも「地獄の泣き虫」は上述の結婚式の惨劇の後、大泣きしながらエレナの亡骸を墓に埋めたことに由来しているらしいが)


あと亀が苦手。


トップ画像に見られる顔芸じみた強烈なスマイルガン×ソードという作品を象徴する要素の一つとして有名


ダン・オブ・サーズデイ

おっはよう!俺が夜明けのヴァンですウェイクアップ、ダン!

ウェイクアップ…ダン!

ヴァンが持つヨロイであり、惑星エンドレス・イリュージョンの管理者オリジナル7に属する機体。

白い外装とG-ER流体が満ちた藍色のボディを持つ人型ヨロイ。

背面の左寄りに巨大な剣の刀身を背負っており、両肩前面には大きな装甲が取り付けられている。手足の先は人間のような五本指。

オリジナル7の中でも最も古く、他の六機のベースにもなった。いうなればE・Iに存在するヨロイ達の始祖。


モチーフは「剣」で、対応する操作武器はヴァンが腰に巻いている流体金属製の蛮刀。ダン自体も待機形態では巨大な片刃の剣へと変形する。

ダンは普段この剣の姿でE・Iの衛星軌道にある人工衛星〈サテライトベース〉内に収納されており、ヴァンが蛮刀を大きくVの字に振るうのを合図に地上に射出され短時間で彼の下に現れる。

また、この時ヴァンは帽子のリングをつまんで向きを前後逆にするという行為を必ず挟む。(ダンで迎撃すべきかと思いきや敵が思ったよりもショボかったのでやっぱり召喚するまでもなかった、というシーンでは、わざわざ帽子の向きまで元に戻しており、どうやらこの行程はヴァンにとって重要な願掛けである模様)


そして戦闘が終われば自動で待機形態に戻りサテライトベースへと帰っていく。

あっさり描写されているが毎回毎回大気圏を行ったり来たりしていると考えると結構スゴイ技術力である。


ヴァンより以前の持ち主は不明。ヴァンがエレナに拾われテストパイロットになっていたことから既に死亡していたものと思われる。


“ダン”とはヘブライ語で『神は裁き』を意味する。


性能

オリジナル7故様々な面で並のレプリカヨロイを凌駕した能力を持つ。


G-ER流体制御システムによって完全な二足歩行が可能で膂力に優れ、運動性は極めて高い。

陸上行動能力に加えてボディの各部に配置されたスラスターによって大気圏内での単独飛行や水中潜航、果ては宇宙空間での活動能力まで有しており高い汎用性を秘めている。

ただし水中戦を行った回は、スラスターの多用を余儀なくされたために燃料の残りを気にしながらのギリギリの戦いになっていたため、燃費は少々悪いようだ。


武装は背面の刀身に収められた一振りの太刀のみ。

この太刀は一部を取り外して小太刀として使える他、腕に装着して肘打ちの要領で使用することもできる。ヴァンは太刀を回転させて盾代わりにする場面が多かった。

トドメの一撃をブチ込む際にはヴァンが「チェェェェストォォォォォッ!!」と叫ぶ(そして決着と共に帽子のリングが「チリンッ…」と鳴るカットインが入る)のが印象的。

また、ヴァンがコツを掴んでからは電磁シールドの発動が可能になり、ダリア戦では相手を真似て自身の流体を噴出させ対象を拘束する技も見せた。

ただし後者に関してはあくまで咄嗟の機転で使ったものであり、流体を多量に消耗してしまうため多用出来ない。


背面にある刀身は待機形態時に使われるものなので人型形態では半ば飾りである。

しかしヴァンは戦闘中に待機形態へと変形し剣の姿のまま空中を飛び回り相手に突撃するというとんでもない戦法でこの刀身を有効活用して見せた。


コクピットは胸部の球体。

操縦は他のオリジナル同様ヨロイインターフェイスインプラントシステムを用い、床に操縦者の持つ対応武器(ダンの場合は蛮刀)を突き刺し操作する。

ヴァンは操縦時蛮刀を変形させた右手の手甲を組み合わせており、片膝をついた姿勢をとっている。

また起動時に「ウェイクアップ…ダン」と言う。


カギ爪の組織による改良を受けていないため操縦者には従来のオリジナル同様の改造手術が必須(但しヴァンは改造以前にも僅かにだが動かせていた)。なのでヴァンも一定期間以上ダンに搭乗しなければ体調が悪化し最終的には死亡してしまう。

これに加えネオ・オリジナルのような光学兵器の追加なども無く、最も古いオリジナルということもあり「旧式」と呼ばれる場面が多い。

しかし潜在的なスペック自体は他のオリジナルに見劣りしているわけではないらしく、特にヴァンがオリジナルの扱いをマスターしてからは大幅なパワーアップを果たし、遂にはオリジナル最強のサウダーデすらも倒してしまっている。



戦闘で負った損傷の修復、流体や燃料の補給といった整備作業は全てサテライトベース内で自動で行われており、ベースに戻しある程度の時間を待てば完全な状態に戻る。

逆に地上にはオリジナル7を扱えるほどの設備はほとんど無いためロクに弄ることも出来ない。


ちなみにヴァン(というか現在のE・Iの住人の殆ど)は宇宙空間というものを理解していないため「空にある(らしい)倉庫に戻しときゃ勝手に直る」程度にしか思っていなかった。

ダンとサテライトベースに使われているロストテクノロジーはどんだけスゴいんだよ、とも言える。


スーパーロボット大戦では

基本的に復讐鬼ではあるが「自分のような悲劇を他人に経験してほしくない」為に動く事も多く愛する者を守るキリコ・キュービィーや愛する人を取り戻す為に戦うテンカワ・アキトを助ける他、結婚し妻との間に子供が生まれる予定だったオリファー・イノエを救う等クロスオーバーでは熱い活躍を見せる。

そして平然と他者の愛を踏みにじる様な外道連中相手にはカギ爪やその信者達相手と同様の本気の怒りを見せている。


一部の敵には特殊な名乗りをする…というより、通り名を勝手に増やし始める。その一部を挙げると…


イラスト

GUNxSWORDガン×ソード


関連タグ

ガン×ソード オリジナル笑顔 ダン・オブ・サーズデイ

ウェンディ・ギャレット カメオ

カルメン99

ジョシュア・ラングレン

プリシラ

ユキコ・スティーブンス


十文字一輝某有名雑誌に連載されていた、他作品のキャラクター。小説版に彼と取り巻きらしき人物が登場しており、腹が立ったため声が似ていた彼を殴っていた。

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました