ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

マリオカート64の編集履歴

2023-06-16 11:59:51 バージョン

マリオカート64

まりおかーとろくじゅうよん

「マリオカート64」とは、任天堂のレースゲーム『マリオカート』シリーズの第2作目である。

概要

1996年12月14日にNINTENDO64で発売されたマリオカートシリーズの第2作目で、日本で最も多く売れたNINTENDO64のタイトルでもある(全世界ランキングではスーパーマリオ64に次いで2番目)。

前作スーパーマリオカートをベースに様々な面でパワーアップを遂げており、その中には現在まで引き継がれてお馴染みとなった要素も多い。


本作でパワーアップした要素

(変更点が多いため、現在でもお馴染みの要素を中心に挙げる)


コースが3D化して高低差が付くようになり、全体的にコースが長くなったことで1ラップが3周に変更。

・1カップのコース数が4コースになり、新作コースは4カップで16コースに。

・グランプリにて150ccが最初から選択できるように。

・3人ならびに4人対戦ができるように。

・ドライバーキャラクターの分類に3タイプの重量制が導入され、重量によって特色が分かれる。

・前作からあるマリオサーキットやクッパキャッスル以外にも、キャラクターの名前を冠したコースが多数登場。

・ナンバリングとして徐々に難易度が上がるタイプのコースはなくなったが、違う名前のコースとBGMを共有するコースが登場。

・本作の参戦キャラクター8人(下記参照)は以降のマリオカートシリーズでも固定されて常連に。

・キャラクターにボイスが付いた。

・コインが廃止された。

・アイテムはコース上で一定時間ごとに復活するアイテムボックスから取得するように。

・新アイテムとしてキノコやバナナやこうらの複数セットが初登場したほか、「にせものアイテム」「パワフルキノコ」「トゲゾーのこうら」(それぞれ後のシリーズ名称での「にせアイテムボックス」「パワフルダッシュキノコ」「トゲゾーこうら」)も初登場。

・COMもアイテムボックスを取得、アイテムで攻撃してくるように。

・サーキット系コースでは観客がいる。

・コース脇にマリオらの企業看板(後述の余談を参照)が掲げられている。

・タイトル画面と表彰式の場面で前作スーパーマリオカートでの同じ場面テーマのアレンジが含まれる。


モード

マリオGP

1人または2人で出来るモード。8人で4つのコースを走り、ドライバーズポイントを競う。

排気量は50cc→100cc→150ccの順に敵が速くなり、150ccモードをすべてゴールドカップでクリアすると、コースが左右反転した「おまけ」モードが選べるようになる。


VS

2人以上で出来るモードで、画面を分割して対人戦が行える。

3人対戦の場合は右下にコースマップが表示される。

コース上には「ばくだんミニカー」が邪魔をする。


バトル

2人以上で出来るモードで、3つの風船を割るゲーム。

専用の4つのコースで戦う。

3人以上の場合、脱落したプレイヤーはばくだんミニカーに変身し、1回だけ体当たりすることが出来る。


タイムアタック

タイムを競う1人専用のモード。

マリオサーキット・ルイージサーキット・ピーチサーキットではスタッフゴーストが登場する。


キャラクター

前作に登場したドンキーコングJr.に代わりドンキーコングが、ノコノコの代わりにワリオが登場した。

ちなみに開発段階ではドンキーコングではなくカメックになっており、実はカメックが出る予定だった。(彼がマリオカート参戦を果たすのは25年後となる)


軽量級


中量級


重量級


コース

コース名の隣に書いてあるハードはそのハードで復刻されたコースを表す。

現時点でリメイクされてないのは、ワリオスタジアムとダブルデッキのみである。



余談

本作は何故か軽量級が加速、最高速度が共に速いという設定になっている。しかし安定性は低く、当たり負けしやすい。

重量級は加速が遅くとも、安定性が高くカーブ時の減速もしない、また体当りしたとき相手を妨害できる。

中量級が不憫な設定になってしまっている。


どういう理由か、本作のCPUは不正が多い。プレイヤーの視界の外に行けばマップの仕掛けにも殆ど引っかからずに異常に加速するため引き離しても追い付かれてしまう。アイテムを使用するようになったと上述したが、なぜかアイテムボックスを取るよりも先にアイテムを使っていることも。

この仕様も相俟って、おまけモードのキノピオハイウェイでのCPUに殺意を抱いたプレイヤーも多いのでは?

なお本作はバグが多く、これを悪用してプレイヤーも様々なコースで不せi…反則スレスレの特大ショートカットができる(言うまでもなく、本作のコースのリメイク版ではこれらのバグは修正されているが)。

(上記のうちノコノコビーチのジャンプ台のみ、後年の作品でも正式な仕様として残されている)

不正は無かった。いいね?


各コースには1周の全長が設定されている。最短がモ〜モ〜ファームの527m、最長がレインボーロードの2000mである。

カートの速度は100ccで概ね70km/h程度。


4人のバトル時には、ばくだんミニカーが最大2台登場できるが、

ばくだんミニカー同士で衝突すると爆発せずに突然消えてしまう。


エンディングのスタッフロールのスペシャルサンクスの中に「RARE LTD.」の記述があるが、実は本作で使用しているドンキーコングの3Dモデルはレア社から提供されており、いわゆる「素材データ提供」の形で本作に関わっている(但し、この事は海外版のエンディングスタッフロールにしか記述されておらず、日本版では取扱説明書に記述があるのみ)。


作中のコースには、実在の各ロゴの企業を模した看板が各所に掲げられている(いずれも海外版やNintendoSwitchOnline配信版では差し替えられている)。



関連動画

コマーシャル


BGM動画


関連タグ

マリオカート


スーパーマリオカート→マリオカート64→マリオカートアドバンス


外部リンク

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました