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コナカルチャーの編集履歴

2024-04-14 14:14:25 バージョン

コナカルチャー

こなかるちゃー

『コナカルチャー』とは、『逆転裁判』に登場する企業である。

概要

逆転裁判』第2話『逆転姉妹』に登場。登記名は『株式会社コナカルチャー』で、多種多様な情報収集売買を目的とする。作中では「情報処理会社」と名乗っているが、有り体に言えば「大きな探偵会社」である。社名に関して小中は「小中とカルチャーを掛けていて、オシャレだろう」と自画自賛しているが、一言で言うと「ダサイ」と言う他ない。


20階(アニメ版では50階)建ての本社ビルを構えている。外観は割と普通なのだが、内装は社長の小中による「下品ゴージャスと呼べる、気分を害する程の悪質な成金趣味」が大いに反映されていて、最上階にある社長室はその極致である。作中では社内は社長室しか登場しないが、小中の趣味嗜好からして、他の部屋も「目の毒」と言っても差し支えない内装に仕上がっているのは想像に難くない。訪問するのは勿論、どんな内装なのか想像するのも嫌になる会社である。


関係者

小中と梅世

創設者にして社長。「本社のプレジデント」と名乗っているが、英語の「president(プレジデント)」には「大統領」の他に「社長」という意味も含まれているので、この表現に関しては間違ってはいない。起業以前は一介の雑誌記者をしていたが、15年前に特大スクープを入手して、世間に大々的に報道した事で大きな社会的成功を収め、情報の売買に味を占めた事で現在の職業に転職した。


アメコミのヴィランの様な濃い顔立ちに、マッチョな体型を合わせ持ち、笑みを浮かべる時は無駄に美白された歯をぎらつかせる。全身ピンクのスーツの各所に煌びやかな宝石類を鏤めており、両手の指全てにゴツい指輪を嵌めている。自慢する時は指輪を主点に、全身の成金趣味全開の装飾品を誇示して輝きを放つ。公式イラストでは目が痛くなりそうな位、全身にキラキラと言うより、ギラギラとしたオーラを纏っている。アニメ版では本社ビルの看板に自身の写真をでかでかと掲げており、自己顕示欲の強さが垣間見える。


英語交じりの口調が特徴で、敬称として相手の名前の前に、男性なら「ミスタ」、女性なら「ミス」を付けて呼ぶ。小中本人によると「アメリカ暮らしが長かったので日本語が苦手」との事だが、日本語でも英語でも言葉遣いの間違いを頻発していて、見ている方が恥ずかしくなる程、愚かしい話し方をする。彼の語学力では短期旅行は可能でも、長期滞在は土台無理であろう。「アメリカ暮らしが長い」という話は嘘であり「自慢目的で意図的に、英語交じりで喋っているだけ」の可能性が高い。


社長秘書。巨乳美脚が自慢のグラマー美女。秘書でありながら多くの実務もこなしており、業務の主軸である情報収集を目的に、各地に潜入しては狙った男性を色仕掛けで虜にして、情報を引き出すのに長けている。23歳と新社会人の年齢からして、大卒であるならば入社から半年も経たない内に、現在の地位に就いたと思われる。反面『コナカルチャー』は営業手段を選ばない大企業なので「社長のお気に入りになれる位の実力の持ち主」であれば、どんな年齢でも入社も出世も可能なので、高校時代から正社員は勿論、暫定アルバイト等の形で既に勤務していた可能性もある。胸を揺らしたり、バスタブで美脚を上げて入浴する等のセクシーアピールが得意。


普段は猫手の様なポーズをしている。「典型的なワガママなぶりっ子」を突き詰めた様な性格と口調の持ち主で、自分の美貌と色香を誇示するのを好む。小中と同色のピンクのボディコンスーツと、大きなスリットの入った白いミニスカートと露出度の高い格好が特徴。多数のハートの装飾品を愛用し、全身の各所に身に着けている。好物はワイン。趣味はテレビドラマ鑑賞。


小中と共にビジネスホテルに宿泊していた事から、彼とは愛人関係にあったとも思われるが詳細不明。もっとも2人の人間性や会社の内情からして「あくまで利害関係の一致から協力関係を強化する為に、恋仲になっているだけ」なのかもしれない。


関連タグ

逆転裁判 逆転姉妹 小中大 松竹梅世






















以下ネタバレ注意




情報処理会社の実態

表向きには「情報の収集、売買を行う」とあるが、その実態は政財界や司法界の権力者もしくは富裕層の人間を中心にターゲットに据えて、ありとあらゆる手段を用いて相手の弱味となり得る情報を入手し、それを脅迫材料に用いては多額の金品を奪い取って、私腹を肥やす『逆転』シリーズ屈指の悪徳企業である。本社の業務の三大主軸となる「相手の弱味となる情報の入手と収集」「情報を悪用しての脅迫で相手を隷属させる」「脅迫した相手から高額の金品を撒き上げる」これらを行う上では全く手段を選ばなず、違法行為にも積極的に及んでいる。正に冷酷非情にして卑怯千万と呼ぶに相応しい営業姿勢を持つ。


梅世のナース服も、単なるサービスイラストではなく「彼女が情報を探る為の潜入、標的男性への色仕掛け目的に用いた物なのは確実」と見て良いだろう。会社の内情からしても「梅世の凶暴な本性も強力な脅迫の武器として有効活用されて来た事」もまた然りだろう。新社会人に当たる若輩者の梅世のスピード出世も、前述の通りに彼女が才能を活かして会社に大きな貢献を果たして来た所以と見て間違いない。


『コナカルチャー』は「徹頭徹尾、創設者にして社長である小中が私利私欲を思うがまま貪る為だけに、設立し経営している会社」なので、この会社を取り引き相手にして「無事に文字通り、情報の売買だけを執り行う事が出来た客」は、まず存在していないと見られる。この会社は悪徳企業として有名なので「『コナカルチャー』と何らかの取り引きや交渉を行った事自体が、新たなターゲットの脅迫材料とされてしまう」という結果に陥るのは明白と言える。「高確率で、この会社を都合良く利用した上で、無事でいられる権力者」と言ったら『逆転検事2』に登場した検事審査会会長・一柳万才位であろう。


しきりに小中は「政財界の奴らも司法界の奴らも皆、僕の言いなりなんだ!」と豪語していたが、自己保身を視野に入れた上で悪行三昧を行い、犯行開始から失脚するまでの15年間も逃げ延びて来た事を考えると、流石に万才の様な自分を凌駕する巨悪には刃向かわない身の振り方をしていたと思われる。「各界の上層部にいる権力者は皆、僕の言いなり発言」も小中の小物ぶりを見るに、彼が正確に現状を認識しての発言ではなく、シリーズに登場する「正真正銘のトップクラスにいる巨悪の権力者達には、わざと泳がされていただけの現状を自分に都合良く勘違いして、増長していた道化に過ぎない事」を指し示していた様に見える。


「自分の隠れ蓑、便利な情報屋」等として利用する為に「小中の思い通りに動いている人物を演じて、彼を騙して利用している権力者」も何人かいたと思われる。多方面に強欲かつ非常に狡猾な万才は、その筆頭候補に挙げられる。そういった手出しの出来ない程の悪辣な人物だけが、金儲けの為ならば手段を選ばない小中には「文字通り、情報の収集や売買の取り引きだけして、危害は加えない特別な顧客」として扱われて来たのだろう。



余談

プロデューサーの巧舟によれば「小中も梅世も共に、テストシナリオ用に仮で付けられた名前が、そのまま製品版に採用された」との事。作中では2人以外の社員は登場していないが、巨大企業で業務内容からしても、他にも大勢の社員がいる事は確かだろう。彼らもまた「三拍子揃った名前の持ち主」である可能性は高いと見られる。『3』に登場したコンピューター会社『バグダス』も「社長も含めた社員全ての名前が、一定の法則に基づいて命名」されており、こちらは「回文」となっている。

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