沙羅(ぴちぴちピッチ)

さら

マーメイドメロディーぴちぴちピッチの登場人物。

概要

第1期の終盤に敵側として登場する。終盤の最終決戦のみにメンバーとして加わり、第2期メンバーとしては

登場無し。(るちあに星羅を託す精霊として登場する。)

7人の中では最年長。インド洋のマーメイドプリンセスでオレンジ真珠の持ち主。

チョーカーをしている(これは星羅にも引き継がれている)。当初は憎しみの感情から髪が黒く染まっており、黒髪の人間の時の姿が一番多く、マーメイドの時も鰭や貝が灰色。

憎しみが消えた後は全てオレンジ色に戻った。かつて海月太郎とは相思相愛であったが、彼が自分を

置いて日本に帰国したことへのショックで彼に裏切られたと思い込み、自暴自棄になり、封印の鍵を使ってガクトの城の封印を解いた。彼が復活後はガクトに付き従い、本来オレンジ色だった髪は黒く染まっていた。

強力な歌の持ち主で、2段階変身したるちあ達3人がかりでも敵わなかった大津波をボイスマイク無しの

歌声で掻き消した。物語終盤で決戦の際に波音達の説得によって目がさめるが、最後は過ちの償いによりガクトに寄り添いながら海の藻屑と消えた。

第2部では精霊となって幾度もるちあ達を導く。また、オレンジ真珠も星羅に託し、新たなオレンジ真珠の

プリンセス誕生のために託した相手である、るちあのことを見守っていた。

手持ちの曲は「Retum to the sea」。最初と2番の歌詞は海月がいなくなった時の気持ち、最後の歌詞は海月の誤解が解けた時に歌った。1～2番は経文のような独特のリズム、最後は一変して爽やかなものになるという変則的なメロディー。