シンドバッドの冒険

しんどばっどのぼうけん

大高忍原作『マギ』の外伝作品。

これが、もう１つの「マギ」――　正統なる前章、若き七海の覇王の冒険譚!!

概要

週刊少年サンデーで連載中の『マギ』に登場するシンドバッド王を主人公にした外伝作品。

週刊少年サンデーで短期連載した後、裏サンデーで連載が開始された。

2014年OVA化も決定している。

戦争に勝利したパルテビア。

そんなパルテビア郊外の村「ティソン」に、唯一出兵し生き残った男がいた。

男の名は『バドル』。

負傷しても恩賞を受け取らなかった彼には妻と一人の息子がいた。

息子の名は『シンドバッド』。

海に漁に出たバドルは船に潜り込んでいた３歳のシンドバッドと共に嵐に巻き込まれてしまう。

息子と自身の死を感じたバドルにシンドバッドは風の吹き荒れる何処かもわからない場所を指差した。

その言葉と指先に確信を感じたバドルは幼い息子を信じて船を漕ぎ、嵐を脱出した。

シンドバッドは生まれた瞬間に起きた天変地異を思わせる災害の時も同じように両親を、そして村の人々を救った。

バドルはそんなシンドバッドに『正しい運命を選び取る力』があると、そして『この世界を帰る人間である』そう告げた。

これが七海の覇王と呼ばれるシンドバッドの物語が動き始めた瞬間であった。