あらすじ
好奇心旺盛のピコは夢の配達人に導かれるまま閉園した遊園地に行く。そこで一人の少女の幽霊のマコに出会う。マコは交通事故で死んだ優しい女の子の霊である。お母さんにお別れを言いに行くため、一日だけ入れ替わってくれる人を探していた。ピコはマコの願いを聞き入れて代わりに霊界に行くことを決める。霊界空港の待合室では新任のデビルとエンジェルら空港職員が働いていた。光の国に行くためのロケットに乗れることの許される者は白いパスポートを持っている者だけ。遅れてくる妻を12年間も待ち続けている老人、災害・戦争で死んでしまった子供達がその日を待ちわびていた。いじめを苦にして死んだメソ(昔は受験に失敗)・過労死で死んだ部長・バイク事故で恋人と死んだ暴走族・ケンカで刺し殺されたヤクザは生前に人を悲しませてしまったためグレーパスポートが白いパスポートに変わるのを働きながら待っていた。
明日は年に一度の光の国行きのロケット707便が出発する日。ピコはマコから預かった、白いリュックをメソに預けて707便を老人と一緒に観に行く。待合室に戻ってきたピコはバッグを部長から受け取る。パスポートを取り出してみたらいつの間にか、真っ黒になっていた。
マコが地獄に落ちてしまうと思ったピコは不安なのか気絶してしまう。パスポートを入れ変えたのはとんでもない人物だった。(ネタバレになってしまうのでここまでしか書きません。)
ピコは人間界に戻れるのか。マコは無事に光の国へ旅立つことができるのか?