概要
1942年に生まれる。
オックスフォード大学セント・エドモンド・ホール・カレッジに進学。英語学(English)やイギリスの歴史を学ぶ。またそのかたわら演劇を学び、同校のコメディサークル『オックスフォード・レビュー』に所属、エディンバラ・フェスティバルでの公演を成功させるなど、実績を積んでいく。また、「オックスフォード・レビュー」では、のちにコンビを組んでスケッチを執筆することになるモンティ・パイソンのメンバー、マイケル・ペイリンと出会っている。
モンティ・パイソンとして
1969年、モンティ・パイソンを結成。ジョーンズは、番組の特徴である「オチを排した展開」を提案した。また、スケッチの作風としてはビジュアルに訴えるものが多く、シュールさを前面に押し出したものが多い。役者としては、貴族から庶民の老婦人まで特徴的に演じた。特に、ペッパー・ポットと呼ばれるキンキン声のオバサンの役ははまり役で、しょっちゅう演じている。裸の演技も多く、第3シリーズのオープニングに登場した「裸のオルガン奏者」は中でも有名である。
また、ジョーンズは演出にも興味を持ち、TVシリーズではメンバー中最後までテレビ局に残り、編集などの指図をしていたという。TVシリーズ終了後の映画では全作において監督を務めた。
放送終了後は、映画監督や歴史学者の道へと進み、今なお活躍中。
私生活
コントロール・フリークであり、意見の違いからクリーズとぶつかり合うことが多く、クリーズの頭にタイプライターを投げつけたりしている。メンバーの中では一番情熱的な部分があり、チームの独立性を維持する活動の上で先導的な役割を持っていた。