シュメール神話のイナンナ(詳細はイシュタルの項を)にちなんだと思われる名。
- イナルナ姫-「真・女神転生デビルサマナー」の伝承に登場する人物。「真・女神転生 デビルサマナー ワールドガイダンス」(成沢大輔&CB's Project編、1996年ソフトバンク刊)には「伊那瑠奈姫」という表記もある。
- イナルナ-「ルミナスアーク3 アイズ」に登場するイナールナディア・イスタシア王女の通称・愛称。本項で解説。
「ルミナスアーク3 アイズ」のイナルナ姫
先述の通りフルネームはイナールナディア・イスタシア。CV:沢城みゆき。
聖バルディア王国の王女。とある事件を契機にマギの騎士としてウルガルド魔法騎士学院へ編入した。
16歳、156㎝、Cカップ。一人称は「あたし」(公式の場では「わたくし」とも)。
武器は鞭(ハタキのような房のあるタイプ)。マギタイプはイシュタル、属性は光。ラピスは額に発現する。
魔法寄りのユニットで、魔法攻撃と支援のスキルを修得する。特に魔法反射とAO(行動力)を加速できるスキルにはお世話になったプレイヤーも多いことだろう。
春のある日、バルディア王宮で舞踏会が開かれるとの報がウルガルドにやってきた。
人が集まるということはフェリシアの瞳狩りに遭う危険がある。少し前にもあったフェリシアの襲撃で王宮騎士団が壊滅していたことからも、対フェリシア特務部隊メイガスが警備として呼ばれることに。
ところがメイガスはまんまと振り回され、アルケー・リーンハルトの侵入を許してしまう。父王に迫る危機にイナルナ姫はマギへと変身、メイガスと共闘して撃退に成功する。
これからは自らも戦うと宣言した彼女は、王を説得して四つ星のマギとしてウルガルドに編入したのだった。
…その視線の先は、迫り来るリーンハルトの攻撃に割り入ったアイツに向けられていたとかいなかったとか…
気が強く、これ以上ないくらいに喜怒哀楽がはっきりとした性格。顔にも出るので嘘がつけない。またこだわりも強く、愛用の枕でないと寝られないと駄々をこねたことも。さらに王宮のコックらと格闘し続けてきたと胸を張るだけあって食に関する知識はかなりのご様子。その一方で、ヘビが大の苦手。
そんな彼女は世間から「王室のワガママ姫」と呼ばれており、実際に仲間を困らせたことも少なくない。擁護すれば姫は物事を主導したがり、かつ遠慮をしないだけなのだ。例えば舞踏会の件。そもそも彼女は壊滅した騎士団に代わる人材を集めるための武闘会を開催するつもりだった。そのためにポスター作成まで行ったのだが、王や家臣たちが舞踏会に変更してしまったのだという(一説には、そのポスターが反対のきっかけだったらしいが)。
サルモン・アグレディア王の一人娘。母は物心つく前に他界。そのせいか老王は姫を溺愛してやまず、マギに覚醒していることも伏せていたほど(こちらもワガママ姫の印象を強める一因となっている気がしないでもない)。ちなみに、他に身近な存在の例としては執事や料理長、ペットの犬が挙げられている。
バルディア貴族であるアシュレイやハイネとは以前より面識があり、それぞれ「アナン公爵家の強がりアシュレイ」「モニーク侯爵家の犬コロハイネ」と認識し、よく振り回している。また、レフィと並び、ユウの頭をモフモフすることが多い人物である。