コミック8巻のネタバレ注意
「絆装チェンジ!!」
「意志を紡ぎ、未来へ繋ぐ、相生の魔導士!!」
「キズナメイガス!!」
- キズナメイガス
最終決戦にて、魔王の愛し子の1人であるシャウハと対決することになったイドラが、マナメタルで絆装ブレスと絆装甲を自作して変身した姿。もちろん変身後は背後に爆発が伴う。
なお、ギリギリ完成でテストの時間がなかったため、自作の絆装ブレスにはまだ音声機能はなく、イドラは「最優先改善事項」としている。前述にもあるが、順調に毒されているようでなにより。
その姿は魔法使い姿のキズナファイブというべき姿であり、色は紫。これを見たシャウハは、かつて1000年前に対決したキズナシルバーの姿が重なって見えたことに動揺した。
デザインもレッドとシルバーのデザインを掛け合わせたものになっている。スーツの改造・流用は特撮作品では珍しくないが、レッドの精神世界に現れて問答したこともあり、イドラと二階堂天理=キズナシルバーに何らかの関係性があるような描写がある。
ちなみに、彼女の絆装ブレスの装着箇所は右腕ではなく、キズナシルバーと同じ左腕であることもポイント。(キズナファイブの正規メンバーは全員右腕に装着)
魔法の力による異世界の技術の再現だが、絆エネルギーとの組み合わせであるため、魔法を消滅させる無効化魔法(王家の杖の裏機能)は効かない。
変身により身体能力も強化されており、シャウハ戦では肉弾戦を繰り広げ、最終的にパンチ二発でノックアウトする程のパワーを誇る。
更に前の戦いで自身の「ビッグ絆(バン)ソウル」から生み出された「エレメンタル絆装甲」をセットすることで、エレメンタルキズナマスターの合体に使われた「キズナ・エレメンツ」を等身大で扱うことができる。(流石にパワーはロボ時より低くなっているが)
7体の「キズナ・エレメンツ」同時召喚で七精合体(エレメンタル・コンバイン)することにより、直撃なら魔王族であるシャウハでも致命傷は免れない超火力技「ボルテクス・キズナ・マギア」放つ事ができる。
そして多数の強力な神格魔法を放つシャウハに対し、粉砕した王家の杖を父親との絆とシャウハとの因縁による絆エネルギーによるエレメンタル・キズナ・リビルドでガントレット状に再構成。
そこからさらに巨大化したガントレットによる必殺の拳撃「王家の杖パンチ」でシャウハに勝利する。
……第一話で「バーニング・キズナパンチ」をダサいと酷評したので、やはり順調に毒されている……(まあ、放送開始後はダサいダサい言われても、最終回間際でカッコいいと評価されるのは特撮ヒーローではよくあることである)
なお、シャウハの事は魔王族と知ってもなお、(シャウハが人間に可能性を感じていた事もあり)和解して絆を深めたいと思っており、トドメを刺さなかった。
「気兼ねなく全力で殴り合える、他の人と話し合うのとは違う気持ちよさを感じる」とはイドラ談。(なお、シャウハは目をそらしつつ否定しなかったので、彼女も同じ事を考えていたようである)
また、等身大でロボの力を扱う戦士も、『忍者戦隊カクレンジャー』のニンジャレッド(1話限り、無敵将軍から火炎将軍剣を授けられた)や、『獣電戦隊キョウリュウジャー』のキョウリュウレッドカーニバルなどの前例がある。
なんとアニメ2話からのエンディングで登場。とんでもないネタバレで、既読者たちは騒然とした。
原作最新刊を知らない視聴者からは『キズナバイオレット』や『イドラ変身態』などと呼ばれたりしている。
命名法則が違うのはさすがに予想不可能だが、番外戦士を除いても、命名法則が基本メンバーと異なる追加戦士は前例が多い(例:キングレンジャー、シュリケンジャー、アバレキラー、デカブレイク、マジシャイン、ゲキチョッパー、ゴセイナイトなどなど)