概略
「宇宙の狼」という異名を持つ、ガミラスが誇る名将。理論派にして実行力も伴い、軍人としての素質も優秀で、デスラーから勲章を受け取り、さらにヤマト討伐を買って出た時など「また勲章が増えるだけだろうがね」と言われるほどである。
容貌は、濃いもみあげと、2つに割れたアゴ、そして軍服(戦闘服あるいは野戦服の類かと思われる)からも分かる筋肉質な体格が特徴。
名前の由来は第二次世界大戦時のドイツ陸軍軍人のエルヴィン・ロンメル。リメイク版の2199ではエルク・ドメルとフルネームが設定され、容姿も初代より若干ふくよかになっている。
性格
軍人としての能力は勿論のこと、優秀な敵(特にヤマト)への敬意を表すなど、人格も申し分ない。ただしその一方、部下に対する態度はかなり厳しい面があり、劇中ではゲール副司令官との確執が多数描写され、彼が集めていた珍妙なコレクションを「悪趣味だ」と叩き壊したり、ドメルの煙草に火をつけようとしたら着火しなかったため、「(そのライターのようにお前も)役立たず」と罵るような場面もあった。そしてそれらの仕打ちで不満を募らせたゲールにより、後にしっぺ返しを食らわされる。
最期
初代・2199共に七色星団での決戦後沖田十三と交信、互いを祖国の命運を担う戦士と認め合ってから第三艦橋を巻き込んで自爆することとなる。