概要
名前の由来はアスキー・メディアワークス。組員の名前は編集者から取られている。
池袋に根を下ろし、界隈を取り仕切っている極道。闇医者の岸谷新羅や情報屋の折原臨也などが繋がりを持つ。密かに組織の有力者達(上位組織である目出井組も含む)の多くがアイドルの聖辺ルリのファン。
構成員
会長
粟楠道元(あわくす どうげん)
粟楠会の会長。サンタクロースのような印象の老齢の男。機械類の操作が苦手なアナログな人物で、部下を裏切ることはしないが見捨てることはできる非情さを持つ。聖辺ルリのファン。
幹部
粟楠幹彌(あわくす みきや)
道元の実子で粟楠会の若頭。実質的に組織の跡目を継ぐ第一候補。表向きには絵画代理販売店に務めている。娘である粟楠茜を溺愛しており、彼女には家業を隠していた。
粟楠会幹部の一人。若くして粟楠会の幹部に上り詰めた人物であり、粟楠会の大きな一角を担っている。表向きは幹彌と同じ絵画代理販売店の代表取締役。俗に言うインテリヤクザ。新羅は彼のことを「インテリ博徒」と称する。合気道の黒帯を持っている。現在、臨也を自分の管轄下に置いている。
赤林(あかばやし)
粟楠会幹部の一人。「粟楠の赤鬼」と呼ばれる組内きっての武闘派で抜群の喧嘩の腕を誇るが、比較的穏便であり、常に飄々とした態度を取っている。薬や売春の類を心底嫌う侠客タイプのヤクザ。聖辺ルリのファン。ダラーズにも所属している。チャット内でのハンドルネームは「餓鬼」。
青崎(あおざき)
粟楠会幹部の一人。赤林と並んで「粟楠の青鬼」と呼ばれる組内きっての武闘派。
風本(かざもと)
粟楠会幹部の一人。爬虫類を思わせる鋭い目をした男で、まだ若いが粟楠会幹部。澱切から依頼された聖辺ルリの処理を指揮していた。聖辺ルリのファン。
関係者
粟楠茜(あわくす あかね)
幹彌の娘で道元の孫。年齢は10歳前後。
黄根
元粟楠会。探偵。
現在、臨也らと共に暗躍中。