CV:久野美咲
プロフィール
名前 | 粟楠茜(あわくすあかね) |
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身長 | 117cm※ |
血液型 | A型 |
誕生日 | 8月24日 |
星座 | 乙女座 |
CV | 久野美咲 |
※小学1年生の平均身長であり、5年生にしては小さすぎるので設定ミスと思われる。今後訂正される可能性アリ。
概要
小説第5巻から登場する、平和島静雄を殺そうとする少女。アニメでは『×2承』から登場。
年齢は10歳程度。粟楠会組長・粟楠道元の孫娘で、粟楠幹彌の娘。組員からは「お嬢」と呼ばれており、彼女を敵に回すことは粟楠会を敵に回すことと同義である。
祖父や父からは溺愛されており、実家の家業を知らなかった為、臆病でおとなしい性格。学校でも友達が多く幸せだったが、ある出来事がきっかけで粟楠会がヤクザだと知ってしまい、同時に周りの友人や同級生たちが自分の顔色を窺って接してきたことを知り、ショックのあまり心が壊れてしまった。
その際に家出をし、臨也の企みにより、平和島静雄が父親たちを狙う殺し屋だと聞き、静雄を殺そうとしている。 しかし、殺そうとしていた静雄に逆に誘拐から助けられた。
その後、護身術を学ぶべく折原舞流と同じ楽影ジムに通うことになる。
事件直後は極度の混乱状態にあり、誰を信頼すべきか自分の判断すら信じられずにいた。そのため静雄も信頼して良いかわからず、いざという時のために強くなることを決意する。が、複雑な恋心も抱いている様子。
当然ながら身辺が落ち着いてからは、自然と彼への殺意は消えている。代わりに静雄に感謝と憧れを抱き、「勝ちたい」と思うようになった。
1年半後の舞台を描いた新シリーズの『SH』では、中学1年生に進級している。敬語を使い、目上の人間には「先輩」や「さん」を付けるなど、話し方に若干の変化が見られる。現在は静雄に深い感謝を抱き、彼の孤独を埋めるために自身を鍛え続けている。
なお、12歳とは思えない胸の成長ぶりにファンを驚かせた。
また、外伝「粟楠茜伝」(デュラララ!!×2承DVD 6巻【完全生産限定版】特典小説)では、
来良学園に入学した彼女が描かれている。
人物
純粋で心優しい性格。両親に愛され何不自由ない暮らしを送ってきたが、我が儘に育つこともなく、真っ直ぐに成長した。
クラスメイトのいじめを目撃した際は、自分が標的にされるかもしれない恐怖を抱えつつも、止めに入る正義感を見せる。誰とでも分け隔てなく接し、常に周囲の幸せを願う慈愛に満ちた心の持ち主。
一方で、現実の理不尽さに傷つけられる機会がなかったため、幼すぎる面も持ち合わせていた。突如いじめが無くなった違和感に気づかなかったり、自分が他人を幸せにすると思い上がったりと、視野が非常に狭かった。他人を簡単に信じてしまう節があり、良くも悪くも無邪気ゆえの無防備さが目立つ。
あっさりと臨也に利用されたのも、彼女の世間知らずさと考えの甘さが引き起こしたものと言えよう。
家出後は今までの自分を反省し、「強くなりたい」と願い積極的に変わり始める。
『SH』ではその願いを確固たる目標とし、芯の強さが芽生えるようになった。静雄の全てを受け入れ追いかけようとする広い包容力を持つ。もともと愛情に満ち溢れた気質であったが、更に磨きがかかり、中学生ながら母性をも感じさせる。しかし、まだ成長途上で未熟さも残っているため、時折どこか危なっかしい。今後を温かく見守りたい。