CV:内山昂輝(サンデーCM劇場)
「俺にはしがらみがないからね! その分真実が見えるのさ!!」
上星高校2年A組。10月17日生まれ。AB型。176cm / 65kg
「友達は必要ない」と言って憚らない偏屈男子。非常に我が強く協調性もないので、学校では大抵一人。小学生の頃から一人遊びを考案しては一人で面白がっているようなやつだった。
空気など読まず、鉄の心でどこまでも我が道を突き進む。思ったことは黙っていられず、基本的に一言多い。綿密にスケジュールを組んで行動し、予定通りにいかないと機嫌が悪くなる。
安易に他者を信頼せず、傍若無人なくせにときどき世話を焼き、それでいて「上下関係が発生する」という理由で貸し借りも嫌っている。
落語家・平楽のファンで、落語に関しては一家言もつ。文化祭ではとうとう独りで舞台に立つという無謀を……。
林山に誘われて少年野球を始め、林山が病欠の間に図太さを買われて彼から投手の座を奪っていった。
上星野球部では左投手を務める。部のエースにして最大の厄介者であるため非常に扱いにくく、マネージャーの久住や上級生をよく怒らせている。
少年野球時代から縁のある門田が入部してからは彼とバッテリーを組み、部活でもプライベートでもいいように使い走りにしている。
3年生の引退に伴い、本人も望まぬままキャプテンに就任。効率的な野球部統制のために人知れず新システムを構築した。
転入初日に違反駐輪を前にして途方に暮れていたちひろの前で、堂々と違反自転車を引きずり出して場所を開けるマイペースぶりを披露。その流儀を真に受けたちひろが面倒事に巻き込まれた際には、「やられっぱなしなんて嫌だ」と徹底的に反抗し、結果的に彼女を助ける。
教室で隣の席になったちひろを面と向かって好き放題に批評する一方で、その後も成り行き上、何度か手を差し伸べ、同時にいろいろと迷惑を掛けてもいる。
人を見る目は確かだが、その観察眼はあまり建設的な目的には活かされない。
行動パターンが亡き祖父にそっくりらしく、家族の間では隔世遺伝説が決定的。