概要
逃げる事が出来ない絶体絶命の状況を指す。現在では故事成語として日常会話で使われる事もある。大体の場合は絶体絶命の状況を必死で乗り切るという意味合いで使われる。
元々の由来は中国の漢と趙の争いに於いて、圧倒的に兵力が少ない漢軍が川を背に戦う(即ち逃げ場が無い)という戦術を取った。その結果、逃げ場が無い漢軍は必死に戦い、結果として勝利を収めたというものである。
この故事から絶体絶命の状況下を乗り切ろうとすることを背水の陣を敷く、背水の陣で臨むと言う事があり、日常会話でも度々使われる事がある。
使用例
- テスト前日だけど全然勉強してない。背水の陣で臨まないと。