ポケモンレンジャーバトナージ
ぽけもんれんじゃーばとなーじ
概要
ポケモンレンジャーシリーズの第2作目。略称は『バトナージ』。
「アルミア地方」と呼ばれる地方が舞台であり、主人公は学生レンジャー、エリアレンジャー、トップレンジャーとなるうちに様々な体験や経験をして成長していく。
様々な仕様変更や追加によって、前作よりやりこみ要素が多くなった。
あれこれ
タイトル | ポケモンレンジャー バトナージ |
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機種 | ニンテンドーDS |
ジャンル | アクションアドベンチャー |
発売日 | 2008年3月20日(木) |
価格 | 税込4,800円 |
販売元 | 任天堂 |
発売元 | 株式会社ポケモン |
開発 | クリーチャーズ |
CERO | A(全年齢対象) |
この作品が発売された頃といえば、ちょうど7日後の3月27日にMHP2Gが発売された頃である。このソフトをはじめとして、同時期のDSやPSPのゲームソフトは話題性で蚊帳の外にされがちだったのが不運である。
ゲームシステム
基本的なシステムは前作と同じだが、いくつか変更点や追加要素がある。
- スタイラー
前作ではカウント式だったが、今作ではケージ式に変更(次回作の光の軌跡でも同じ)。
これにより、更に誰でも遊びやすくなった。
また、クエストで手に入れたチップによって様々な強化が出来る。
- 一部ポケアシスト及びフィールドわさの追加・変更
あくタイプの仕様変更やノーマルタイプの追加など一部タイプのポケアシストが追加・変更されている。
また、フィールドわさでは「でんき」や移動系のわさが多く追加された。
これによってより冒険の幅が広がった。
- クエストの追加
本編の任務(ミッション)とは別に困った人を助けるクエストが追加された。
クエストはミッションよりお手軽でストーリーには直接関わらないものの、スタイラーを強化するチップやパートナー候補が手に入ることがある。
- パートナーの切り替え
パートナー候補は最初は1匹のみだが、パートナー候補関係のクエストをクリアすることでだんだん増える。最終的には17匹まで増え、ポケアシストのタイプも異なる。
- パワーチャージ
トップレンジャーになると使える機能。パワーをチャージすることでより多くの気持ちを伝えることが出来る。
登場人物
主要人物
- 主人公
レンジャー志望の少年(少女)。
レンジャースクールに通っており、後にビエンタウンのレンジャーベースに配属される。
その後めきめきと腕を上げて活躍し、トップレンジャーに昇進する。
主人公の同級生であり、ライバル。しかし、時には主人公に手を貸したり協力したりする場合もある。スクール卒業後はフィオレ地方に配属されるが、その後主人公と同じくトップレンジャーとなりアルミア地方に戻ってくる。
パートナーはブイゼル。
オペレーター志望の同級生。
卒業後はレンジャーユニオンのオペレーターになっている。
ビエンタウンレンジャーベース
リーダーレンジャーで、大柄な男性。特技はターゲットクリア(自分自身)。パートナーはマクノシタ。
主人公の先輩レンジャーで軽い冗談やジョークで場を和ませる。レンジャースクール出身
パートナーはスボミー。
メカニック担当。組立よりも分解が好きで、分解しない日々が続くとストレスが溜る。
- ラクア
クラムと同じくレンジャースクールの卒業生で主人公の先輩にあたるレンジャー。少しおっちょこちょいな部分がある。
パートナーはミミロル。
用語
- キャプチャ
ポケモンに自分の気持ちを伝え、一時的に仲間になって貰うこと。
- キャプチャ・スタイラー
ポケモンレンジャーがキャプチャをするために使う道具。
学生用スタイラー、一般のスタイラー、トップレンジャー用スタイラーがある。
スタイラーには通信機能を始めとする様々な機能があるが、学生用スタイラーは制限がかけられている。
- レンジャースクール
レンジャー志望者が通う学校。
レンジャー志望者の他にもユニオンのオペレーターやメカニックを志望する人もいる。
校長はラモであり、ユニオンのササコ議長とは知り合い。
- レンジャーベース
エリアレンジャーが活動するための拠点。
ユニオンからの指令を受けたりスタイラーの充電(回復)をしたり出来る。
- レンジャーユニオン
レンジャーの本部施設であり、各レンジャーベースに指令を出したり様々な研究が行われている。
トップレンジャーやオペレーターなどが所属している。
ササコ議長が実質のトップ。
- トップレンジャー
世界に数人しかいないユニオン直属のレンジャーであり、一般のレンジャー(エリアレンジャー)では難しい任務もこなす。トップレンジャーは必要に応じて自分にミッションを課すことが出来る。