タイムギャル
たいむぎゃる
概要
レーザーディスクによる動画再生を売りにしたゲームで『忍者ハヤテ』『宇宙戦艦ヤマト』に続く
タイトーのレーザーディスクアニメーションゲーム第3弾。
時空保安警察のエース、タイムギャルことレイカを操作し、行く先々の時代で見舞われる様々なアクシデントを回避しながらタイムマシンを強奪した悪党ルーダを追跡する。
ゲームの基本事項はアニメーションで自動的に進行する映像の随所で現れるボタン・4方向レバー入力によるアクシデント回避のタイミング合わせと、タイムストップ時のコマンド選択が全て。
操作失敗時に見ることができる多彩でコミカルなアニメーションも人気となり、「わざとミスをして楽しむ」という珍現象を生んだ作品。特に、失敗時にお尻を噛み付かれてパンツが破れてしまうシーンが当時話題に。(制作者曰く「そこが本作最大の見せ場」らしいw)
また、PCエンジン版パズニックで全クリア後、本作の主人公・レイカのグラフィックが表示されたり、アーケードゲームトップランディングにおいても、レイカの等身大ポップが設置されたり、極めつけは、コンパニオンにレイカの衣装を着せてキャンペーンを行ったりと、一時期タイトーのマスコットキャラになっていた時代もあった。
また、タイトーが販売元となったアルファシステムのアーケードシューティングゲーム「式神の城」シリーズの「Ⅲ」に、レイカをモチーフにしたキャラクターが自機として登場する。
さらにPS3ダウンロード専用ソフトのエレベーターアクションデラックスにもDLCにて彼女を使う事が可能になった。(今作は様々なギミックと敵が多く一筋縄では突破出来ない)
関連動画
【タイムギャル ミスシーン集】
余談
同社制作のシューティングゲーム「奇々怪界」でも豊富なやられパターンが話題となったが、製作者の語るところによれば、「タイムギャル」がやられパターンの多彩さでプレイヤーを惹き付けインカムを伸ばしたその実績にあやかってのことだったという。
上述のように、わざとミスして楽しむ人が多かったというのも驚きではあるが、このように後続のの作品にあやかりたいと思わせるほどにインカム面での大きな影響に発展していたとは、なおのこと驚きである(笑)