概要
ストーリー漫画と4コマ漫画の中間的な形式の漫画で、コマ割りはストーリー漫画のように自由だが、1つのネタが1ページ内で完結し、4コマ漫画のように毎回「オチ」が存在する。ギャグ漫画に適したフォーマットと言える。
また4コマ漫画と比べ1コマが広く、作画の自由度が大きいため4コマでは難しいとされる動きの激しい表現も比較的描きやすい。
なお、コマ割りが自由と言っても普通の(特に少年誌系)ストーリー漫画のようにコマを斜めに切ったりと言った奇抜なコマ割りをすることは少なく、オーソドックスに長方形でコマを構成するのが一般的。
氷川へきる作の「ぱにぽに」は典型的な1ページギャグ漫画であるが、商業作品のフォーマットとしてはマイナーな部類に入り、有名作品は思いの外少ない。ただし、4コマやストーリー漫画の中に1ページ漫画を挿入したり、単行本におまけマンガとして描きおろすというような描き方は広く行われている。
一方、少ページでも成立することからWEB漫画や同人誌などでは非常に多く見られる。
販促漫画として使われることも多く、中でも「日ペンの美子ちゃん」は著名。