アンタークチサイト(Antarcticite)とは鉱物の一種である。
また宝石を題材とした漫画『宝石の国』の登場人物でもある。pixivでは主にこちらを指す。
概要
南極石は約25℃で融点に達し、液体化する鉱物である。室温程度で融解する鉱物は、融点が0℃の氷と、-38℃の自然水銀しかなく、非常に珍しい。有史以前より知られていたこれら2種と異なり、新種として報告されたのは南極石が最初である。鉱物は固体の結晶物質という定義があるが、報告された場所は低温環境下であり、固体として産出するため、この定義には抵触しない。
南極石は希産であるため、直接的な用途はない。
『宝石の国』の登場人物としてのアンタークチサイト
硬度 | 三 |
---|---|
靭性 | 不明 |
愛称 | アンターク |
モデルと思われる鉱石 | 南極石 |
白いショートボブの髪を持ち、他の宝石達と違って白い服を着た容姿。
軍人気質で一人っ子気質。(「一人っ子」なのはおそらく、冬場でいつも一人であることからと推測できる)
通常は液体だが、気温が下がると結晶化して人型となる。
そのため、人の姿での活動時期は冬のみ。冬以外の季節は、水槽のような大きな容器に液体の姿で湛えられ、眠っている。
他の宝石たちが冬眠につく冬の間、金剛先生と共に二人で過ごし、皆の眠りを妨げる流氷を砕破する仕事をしている。
冬以外は金剛先生に会えないため、先生への思い入れが強い。