CV:檜山修之
概要
闇の書の完成を目的とする謎の戦士。何度もヴォルケンリッターとなのは達が対峙している場に現れては、そのたびにヴォルケンリッターを助けた。その際ヴォルケンリッターに対し、「いずれこれが正しいことだと分かる」など意味深な言葉を話した。
仮面が着けた男性で、その姿は何処かクロノに似ている模様。
魔法のカードケースを所持しており、それを使って魔法を発動する。
なのはのディバインバスター・エクステンションを真っ向から防ぎ、逆にその長距離でも一瞬でバインドをかけ返したり、通常ではありえない速度で次元間移動を行い、管理局のサーチャーにもかからず、フェイトはおろかクロノにすら気付かれずに彼らの背後を取り、不意打ちをするなど高い実力を持つ。
さらに第9話では同時に2人現われるなど、魔導師としてはあり得ないなど謎が多い。
劇中での活躍
•第5話ではシャマルを確保しようとしたクロノを不意討ちで蹴り飛ばし、シグナムやヴィータ達の脱出させるためにシャマルが闇の書の『破壊の雷』の使用の手助けをした。
第7話ではなのはのディバインバスター・エクステンションを受け止め、直撃寸前のヴィータを助け、超遠距離バインドで、なのはを拘束、ヴィータの逃走を成功し、通常ではありえない速度で次元間移動を行い、管理局のサーチャーにもかからず、戦いに集中していたとはいえ、シグナムとフェイトに全く気配を悟らせる事なくフェイトのリンカーコアを取り出した。
第9話では闇の書の最後の頁を埋めるため、二人が同時に出現、なのはやフェイト、ヴォルケンリッターの戦いの最中、全員をバインドし、騎士達のリンカーコアを奪わせ、なのはやフェイトを閉じ込めた上で、なのはとフェイトの姿に変身し、八神はやての目の前でヴィータとザフィーラに止めを刺し、絶望したはやてに闇の書を発動させた。
尚、変身した偽なのはや偽フェイトは、目つきがやや悪く、姿はバリアジャケット(セイクリッドモード、ライトニングフォーム)で、偽なのはの青の部分が赤に、偽フェイトの赤の部分が青に色が変わっているなど、本物とは違う点が多い。
ネタバレ
ネタバレ注意。
その正体は、変身魔法を使用したリーゼ姉妹で、第10話で判明した。
その目的は覚醒した闇の書を闇の書封印の切り札として製作されたデバイス、氷結の杖「デュランダル」を使い、はやてもろとも封印するという「闇の書の永久封印」計画をする為であった。
因みにありえない速さの次元間移動のタネは、アリアとロッテがそれぞれが別の場所にいた為。その為、あたかも通常ではありえない速度で次元間移動したように見えた。
また、フェイトやクロノに気付かれない攻撃をしたのは格闘戦に長けたリーゼロッテ、なのはの攻撃をしのぎ長距離バインドをかけたのは魔法戦に長けたリーゼアリアであった。
また、A'sのリメイク版である「THE MOVIE 2nd A's」では登場しなかった。