史実については、歴代ローマ皇帝へ。
歴代皇帝の一覧
『ユリウス・クラウディウス朝(5代.111年)』
初代アウグストゥス(またの名をオクタヴィアヌス)
パクスロマーナをもたらした切れ者皇帝
ズボン愛好家の寒がりイケメン
大変人気があった皇帝。
初代皇帝にもかかわらず、庶民派な生活を続けた。
戦うのは意外にも苦手。
2代目ティベリウス
でかくてごつくて胸板厚くて色白で、それでいてしゃべり下手。
不器用だったが真面目で堅忍不抜の彼は、引きこもって雑音をシャットアウトしながら、
こつこつと政治に打ち込み、ローマ帝国の安定を図った。
アウグストゥスの政策を完成させたのは、彼だといわれている。
ただ、超暗くて人気取りなんかも全然しなかったので、
全ローマから恐怖!近づくと噛み付く凶暴ごつごつ皇帝だと誤解されたままだった。
3代目カリグラ
悲劇の王子様から皇帝になった、長身ひょろい系男子。
寝不足気味で、青白い顔をしていたらしい。
ぶっ倒れて生死の境をさまよい、性格が変わってしまった(くるんがとれた)。
その後大好きな馬を重役にしようとするとか、
宮殿内にエッチなお店をオープンさせたとか、
とんでもない暴君伝説が残るが、実際そこまでやってないらしい。
ティベリウスが財政改革で残した莫大なお金を一人で使っちゃったことは確かである。
4代目クラウディウス
5代目ネロ(ネロちゃん)
ギリシャの文化や芸術が好きで、
本当は文科系のお仕事がしたかった。
目立ちたがり屋で傷つきやすく、自作のポエムをけなされるのが、一番ダメージ受けるタイプ。
彼女には振り回されたいほう。
〈四皇帝の年〉
6代目ガルバ
7代目オト
8代目ウィテリウス
『フラウィウス朝(3代.27年)』
9代目ウェスパシアヌス
10代目ティトゥス
11代目ドミティアヌス
『五皇帝の年』
19代目ディディウス・ユリアヌス
「へー、今ならオクで皇帝の座が買えるんですね。じゃあお金もあるし買ってみますか^o^」
って皇帝の座を蹴り落として皇帝になった皇帝。
エリート中のエリートで地方では人気があり、
貧しい人に助成金分配をするような人だったんだけど、
どうにも今で言うEBayやヤフオクで皇帝の座を買った男って言うのは評判が悪く、
即効で歴史の闇に葬られることになってしまった。
「私悪いことしてないじゃないですか・・・。私ほら、誰もやってませんよね・・・(´;ω;`)」
と言い残したとかないとか。
『へリオガバルス・セウェルス朝(2代.12年)』
23代目ヘリオガバルス(へりおがばるすちゃん)
おばあちゃんが権力握りたいがために、担ぎ出された14歳。
好きなものはお花と黒い石。
男の娘皇帝。いろいろやばい伝説が残るが、伝説に残っているほど酷いことはしていないよう。
(夜の生活はやばかったのは本当らしい)
『軍人皇帝(3世紀の内乱)39人.47年』
34代目ウァレリアヌス
皇帝から奴隷になったローマ史上かなりレアな皇帝
由緒ある家のお坊ちゃんから皇帝になったが、
ペルシアとの戦いの最中に捕獲され、奴隷として過ごす羽目に。
彼がどうなったのか憶測を呼び、ペルシアの王様の馬に乗るときの足台にされたとか、
やばい遊びに使われた、ネタで殺されたとか、
悲惨な皇帝怪談として語り継がれることになった。
が、実際はそこそこの好待遇をされてたらしく、
近年じゃむしろ、ウァレリアヌスとペルシアの王様は仲良かった説も
ちょくちょくささやかれている。
『テトラルキア時代(四分割統治時代)』(284~324.34年〉
<東方正帝>
東初代ディオクレティアヌス
解放奴隷の家系から、皇帝になった珍しいケース。
軍人として活躍するも、解放奴隷の家系の出身だったので、
周りのよい家柄の奴に結構茶化されたらしい。
戦いで功績をあげて、皇帝に推される。
生涯皇帝をや(らされ)るやつが多い中、
「そろそろ年だし皇帝引退するわ」と隠居生活に入って老後をエンジョイしたローマでもかなりまれな皇帝。
最初から最後まで例外尽くし。
(もっと増える?)