概要
血液の成分の1つであり、免疫担当細胞である白血球が異常増殖する病気。
この増殖した白血球は正常なものではないため、病的な白血球が増えることで正常な造血細胞の働きが悪くなり、貧血になったり、異常な白血球が内臓に悪影響を与えたり、免疫力が低下したりする。「血液のがん」とも称される(但し医学上の正確な定義としてはガンとは異なる)。
様々なタイプの白血病があるためその推移などは細かい違いがあるが、いずれにしろ放置しておくと死に至ることもある病であるため専門家に診せることが大事である。
原因はウイルスによるもの、放射線障害によるものなど様々だが、原因が不明なものも多数ある。
治療
抗がん剤による化学療法や、造血幹細胞移植などが行われる。
上記の通り多様なタイプがあるため、使う薬なども多岐にわたる。
昔はフィクションにおける不治の病の定番設定でもあったが、最近は医学の進歩により寛解し、吉井怜などのように社会復帰する人も少なくない。
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外部リンク
- 白血病愛知県がんセンター中央病院の解説ページ。