概要
すすめるべき行為である「善」と、やめるべき行為「悪」を総称した概念。
善は悪の反対でしかなく、それぞれの立場や思想によって容易に逆転する。
定義は悪は腐る程あげられるが、善は挙げにくいということは昔からよく言われている。
これは性善説的な観点から見れば善を行うことは常識で日常的なことであるため、人々の表層意識に現れにくいという。つまり現代人が平和の価値をあまり理解していないことと似ている。
逆に性悪説からすれば、悪は本能的なカリスマであり、悪を求めるからこそ知っているという説もある。逆に善行には関心が薄いというわけらしい。