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ライダー(Fate/strangefake)

らいだーすとれんじふぇいく

成田良悟の小説、及びそれを原作とする森井しづきの漫画『Fate/strange Fake』に登場するキャラクターで、ライダー(騎乗兵)クラスのサーヴァント。

概要

偽りの聖杯戦争に召喚された最初のサーヴァント

(メイン画像の、少女の背後に居る影のようなもの)

スノーフィールド中央病院の病室で眠り続けている少女、繰丘椿の夢の中に現れ、彼女と契約を交わす。

人物(?)

英霊どころか人間ですらない、生命体であるかどうかも怪しい異質の存在であり、サーヴァントとして召喚されること自体が大いなるイレギュラーである。

故に英雄としての資質はおろか、人格や感情も聖杯に掛ける望みなども一切持たず、聖杯から与えられた知識によりただ聖杯戦争をシステム的に再現し、ただ椿の望みを叶え、彼女を脅かすものを排除するためにのみ、持てる力を淡々と振るい続けるロボットのような存在。

その正体は「」。

有史以前から今日に至るまで、風に、鳥に、水に、人に、ありとあらゆるものに「乗って」世界へ広がり多くの命を死へ追いやった存在として、人々の畏怖と忌避を集めてきた事がライダーのクラスに据えられた所以。

そして、『ヨハネの黙示録』において与えられた擬似的な人格=蒼褪めた馬を駆る死の象徴たる騎士「ペイルライダー」の二つ名がサーヴァントとしての真名となる。

病そのものであるが故に他のサーヴァントとは戦いの土俵が完全に違っており、スノーフィールドの聖杯戦争における最悪のダークホースとなってしまった。

能力

定まった形を持たない為、本体を椿の傍らに残しつつ分身を偵察や攻撃に向かわせることも可能。病に感染させた相手の魔力を吸収し昏倒させ、椿が望めば彼女が見る夢の世界へと引きずり込む。

ペストやコレラといった特定の病気ではなく、同時にその全てとなる「『病という災厄』の概念」であるが故に、人類が持つ「病への怖れ」がこの世から絶えない限り「それ」にも滅びの概念は無い。

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