概要
新劇場版で登場した機体。初登場は「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」での予告。
スペック・武装
正式名称は「汎用ヒト型決戦兵器 人造人間エヴァンゲリオン 正規実用型(ヴィレカスタム) 8号機(EVANGELION PRODUCTION MODEL CUSTOM TYPE-08)」。
ネルフが建造していたものをヴィレが強奪し運用している。機体色は主にピンク、一部に白、黄色が入っている。搭乗者は真希波・マリ・イラストリアス。ボディ部分の差でα仕様とβ仕様に分けることができる。
α仕様
Qの冒頭での姿。建造当時の仕様と推測される。腹部及び四肢はNARV所有機と同様。後頭部に1本の角状の突起を有し、目は8つ。両側の突き出たバイザーのようなものを装着している。
β仕様
改装後の姿。全体的に装甲が強化され、やや太くなっている。手首から腕にかけて篭手のような装備が追加された他、ひざや頭部の突起も太くなり、肩のウェポンラックが低くなっている。また、2号機と同様、手首辺りから内蔵電源の充電が出来るようになっているようだ。
戦歴
※ここから先はQのネタバレを含みます※
α仕様
US作戦に参加し、非常に長砲身のライフルをもって改2号機の援護を行った。画面に映っただけでネーメジスシリーズコード4Aを5機撃破している。しかし高度不足のため、その後の戦闘には関与できずに大気圏に再突入した。
β仕様
物語中盤、AAA ヴンダーを急襲したエヴァンゲリオンMark.9を迎撃、ハンドガンで頭を撃ち抜くことに成功するが、シンジを連れたMark.9の逃亡を許してしまう。
後半、セントラルドグマに降下した第13号機とMark.9を追って、改2号機(改2号機γ)とともにセントラルドグマに進入、ライフルによる狙撃で、Marl.9の足止めを図る。改2号機によって第13号機のRSホッパー:A.T.フィールドビットが破壊されたところにAA弾を打ち込むが効果は無く、マリは「この機体にはA.T.フィールドがない」と判断した。
第13号機覚醒後はそれを中断させるべく走り周り、結局カヲルを失って落下する13号機に取り付き、プラグを強制射出することでフォースインパクトを阻止した。
その後は第13号機に触れた所為で両腕を欠損し中破した機体が改2号機の残骸と共に回収されているシーンがある。