概要
カリフ(calif)アラブ語、ハリーファ(Khalifa)スンニ派ではイマーム(Imam)とも
イスラム教の皇位、『(ムハンマドの)後継者、代理人』の意味。キリスト教における『キリストの代理人』であるローマ教皇に匹敵する位であり、『教皇』と訳してよいと考える。
【歴史】
【ムハンマド家カリフ時代】
開祖ムハンマド(モハメッド)没後、いとこにあたるアブー・バクルがイスラム教代表となったとき自らを『後継者(カリフ)』と名乗ったことに始まる。以後カリフは代表の位となり、代々のムハンマド家あるいは親戚が世襲したが、4代カリフ、アリーがムワーウィア・ウマイヤ(ウマイア帝国初代君主)の一派に殺害されると
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イスラム国・・・2014年に中東において一方的に国家宣言した、イスラム原理暴力集団。『カリフ制イスラム原理主義国家』のを標榜する。テロリストの親玉は『カリフ(教皇)』を名乗った。客観的にいうと『カリフ』はテロリスト風情が名乗っていい位ではない。
【参考文献】
『ブルジュ・ハリファ』(ハリファのスペル)
『研究社 マイペディア辞典』
『広辞苑』