ドイツ海軍の1923年型水雷艇(別称:猛禽類級水雷艇)の一番艦。
ヴィルヘルムスハーフェンにて1926年3月24日に進水し、同年の10月1日に竣工する。
1940年4月8日より始まったノルウェー侵攻作戦ヴェーゼル演習ではオスカー・クメッツ中将の第五戦闘グループとしてオスロ攻略に参加した。
同年5月8日、英潜水艦タークーの攻撃で損傷。
1944年6月6日の連合軍のノルマンディー上陸ではハインリヒ・ホフマン少佐の第五水雷艇隊の一艦としてル・アーブルより出撃し、連合軍侵攻艦隊に海上からのドイツ軍初めて反撃の一撃となり自由ノルウェー駆逐艦スヴェンナーを隊で撃沈する。
15日の連合軍重爆撃機によるル・アーブル空襲にて撃沈された。