越谷小鞠
こしがやこまり
人物像
旭丘分校の女子生徒では、最高学年。この歳にして身長が140cmに届かないことを気にしている。なお、れんげよりは背が高く描写されている。
茶髪のロングヘアーで目は緑色。頭に双葉のように飛び出したアホ毛がある。
思考もどこか子供っぽいが、子供扱いされることをひどく嫌う。
特に妹である夏海の前ではお姉さんぶるが、その姿はかえって子供っぽく見える。
蛍からとても懐かれているが、なんだか妹扱いされている気がするらしく内心蛍の行動には複雑な心境らしい。
もっとも、巻が進むにつれて蛍への抵抗は薄くなり、ついには自分から「だっこして」と頼むほどになっていたりする……
越谷卓に対しては妹であるのだが、兄ちゃんは基本的に背景で空気なので、読者や視聴者からは忘れられがちである(夏海と異なり、基本的に卓と絡むことがほとんど無いのも原因であるが、それでも作中何度か「お兄ちゃん」とは呼んでいる)。
周囲の大人からもしばしば幼い子供と間違われ、隣に蛍がいると確実に蛍のほうが年上に見られる(しかも自分が年上だと説明してもまず信じてもらえない)。
髪型はストレートの他、ツーサイドアップにすることが多いため「小鞠といえばツーサイド」と認識している人も少なくない。
また、作業や水遊び中のポニーテール、おしゃれを意識したサイドポニーなど、髪型のバリエーションはけっこう豊富である。
もちろんその由来は名前から……ではなく細(こま)いからである。
なので、本人は「こまちゃん」と呼ぶと怒る。「こまちゃん言うなっ」
そのうち蛍は「こま先輩」(後に「センパイ」)と呼ぶようになった。夏海は今でもこまちゃん呼ばわりするが、もう注意しても無駄なので諦めた模様。
そんな彼女には目標とする「素敵な大人の女性」がいるが、それがどこの誰かは知らない。
交友関係は妹の夏海を除くと蛍との絡みが非常に多く、小鞠のほうからも積極的に遊びに誘う。→ほたこま
それ以外では隣人で幼馴染の富士宮このみと仲が良いものの、蛍やこのみの大人びたトークについていけず、最後には寝転んでジタバタと駄々をこねる始末。
小鞠、蛍、このみのトリオは年齢がバラバラだが、波長が合う友人として行動を共にすることが多い。