UGSFはナムコ(現バンダイナムコゲームス)のゲーム内に共通して登場する軍隊。正式にはUnited Galaxy Space Force(銀河連邦宇宙軍)といい、居住可能惑星への移民で生息圏を拡大させた地球人類の統治国家(銀河連邦)が保有する宇宙軍の通称
同社が広大な宇宙を舞台に宇宙開拓時代から数世紀続く星間戦争を描いたリアルタイムストラテジーゲーム「New Space Order」の作中で最も大きな存在であり(作中ではUGとして登場)、複数存在する外宇宙の敵国家勢力「軍事帝國」「神聖宗教国」「封建王朝国」などに対抗するべく設立されたとされている。NSOはナムコの直営するインターネットカフェで期間限定公開された
UGSFやNSOはあくまでゲームという空想上の世界観でありながら設定は緻密で、必ずしも地球人類を中心とした世界ではく、それぞれの国家や国家間にも進化と繁栄と抗争の歴史がある。加えてそれぞれの国家が保有する宇宙設備(戦闘機、母艦など)の設計、構造や技術などが細部まで設定されている。ゲーム自体も迅速かつ戦略性を問われることからも奥が深く、ゲーム上では具現化されたそれらの機体が広大な宇宙空間を所狭しと活動する様子はスペースファンタジーファン達を魅了している
最終的にどのような結末になるかはユーザー(プレイヤー)の選択次第であり、開発側としても結末は設定していない(ある程度の筋書きと、ゲームとしては母星の占拠、もしくは破壊という勝利条件こそはある)。日本有数で生粋のスペースファンタジーのひとつと言っても過言ではない。ただし、NSO自体は2008年の時点で制作継続を断念、開発は終了している
NSOの公式サイトは閉鎖されているが、最新鋭戦闘機や設定などメカニクスの更新は行われており、UG側の物語を綴ったフラッシュアニメもこっそりと公開されている。一部のコアなファン達の間でも二次創作という形で世界が広がっている。開発の再開といずれ来る宇宙開発時代を夢に見ながら
