概要
CV:須藤翔
流浪の惑星「ルロー」の王位継承者で全銀河を股に掛ける強大な武装集団「宇宙海賊ガイゾック」のリーダー。
自分が誰よりも優れていると信じて疑わない傲岸不遜な性格で、他者のことは塵ほどにも気に掛けない。
そのためか、何度訂正されようとワンダ・レッドのことを「ナンダ・レッド」、地球のことを「チンキュウ」と呼ぶ。
このゲーム屈指の強敵キャラだが、関係ない話を延々と続ける、登場するたびにワンダ・レッドが毎回彼の名を肩書き付きで言う、ワンダ・ピンクが彼を前にすると暴走するなど、いかんせんその前のショートドラマはギャグテイストになりがち。
強い戦士を探して星々を巡り、力ずくで屈服させては自分の配下に加え、ひたすら戦力の増強に明け暮れている。
生まれ持った抜群の戦闘センスに加え、彗星ルローの科学の粋を集めて作られた強化外装「ヴァンゼン・スーツ」に身を包み、ユナイト・モーフと同等、あるいはそれ以上の威力を誇る合体技「ユニファイ・モーフ」を操る。
帯同している情報端末ロボット「ブイスター」は、高密度ホログラフィックメモリを搭載し、より複雑かつ高機能なユニファイ・モーフデータをインストールして、ヴォークンを強力にサポートする。
以下ネタバレ
本名はヴォークン・オージであり、その正体は彗星ルローの王子。
美しい故郷彗星ルローに生まれ、弱い人を助ける慈愛の眼差しと悪い人を挫く勇敢な心でルロー人の誇りになった星の守護神でもあった。
今から10年前、突然ゲスジャークの侵略軍が現れ、ルローの平和を踏みにじった。
それが理由として必死に抵抗するルロー人達の先陣を切り、子供時代からありとあらゆる格闘術を学び、戦士としても天才的な才能を表していたが、ゲスジャークの強大な勢力を前にルローの防衛軍は次々と敗れ去り、ゲスジャークの軍勢はルロー全土に侵攻し、無抵抗の人々が次々と殺されてしまい、宇宙の放浪者になった。
なお、作中では割愛されているがゲスジャークの2等幹部であるヒョーガを殺している(ゲスジャークファイルではヒョーガは彗星ルローを恐怖へと陥れた張本人である事が書かれていたのでルロー人達の仇を討つために殺したという憶測がある)。
オペレーションの終盤で仲間になり、ワンダフル・ワンダブルオーと共にゲスジャークをやっつける事になる。
固有のユニファイ・モーフはユニファイ・ブーメラン。そのものずばり遠距離攻撃に特化したユニファイ・モーフで、一度敵に当てると連続して体力を削ることが出来る。
本編のヴォークンとの対戦でも普通に使ってくる。結構痛い。
なお予告編の動画では声が山寺宏一のように聞こえる。